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湯島天神

梅祭り



『 これからが、これまでを決める 』


2016年02月04日(木)No.128号

2016年2月4日(木)ニュージーランドで環太平洋経済連携協定(TTP)の署名式が行なわれた。この問題では大変苦労され、やっと署名式までこぎつけた、TTP担当大臣であった甘利明氏が、署名式直前の1月28日午後5時から記者会見を行い突然の辞任。1月21日発売の週刊文春に、甘利大臣に賄賂1200万円を渡した疑いの記事が出て、当日はこのニュース一色となった。

アサヒHD相談役の福地茂雄氏が雑誌に、『物理学者の佐治晴夫氏が書かれた「14歳のための時間論」を読んだ時、その中に「あなたのこれからが、あなたのこれまでを決める」と言う一文がありまして、晩節を汚して、これまで積み上げてきた努力が台無しにしてはいかんと気を引き締めた。』と書いてあった。興味が湧いたので、早速読んでみた。


満開の梅


結論として、過去の事を思い起こしているのは「いま」であり、これから先の事を考えているのも「いま」です。使える時間は「いま」しかない。生きている限り、いま、今、イマ・・・の連続です。

「これからどう生きるか、明日どう過ごすか」で、これまでの14年間が、いい14年間だったか、それとも、あまり良くない14年間だったかを、決めてしまう。「14歳ではない方」だとしても、同じはずです。あなたの「これから」が「これまで」を決める。と結んでいる。

甘利氏はこれからどうするのか、気がかりである。本人は悪気があった事では無さそうであるが、国民の大切な税金が使われているので責任は重い。誰でも程度の差はあるが、晩節に向けて、気を引き締めなければならないと思った。



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