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朝露に濡れる“レンゲソウ”
八ヶ岳
『 し ょ う が な い 』
2016年08月30日(火)No.134号
2016年8月30日(火)に迷走台風10号が岩手県大船渡市付近に上陸した。太平洋側から東北地方に上陸したのは、1951年の統計開始以来初めてだそうだ。東北を縦断して日本海に抜けたが、8月に上陸した台風は7号・11号・9号と今回の10号で4回も来た。しかも規模が大きく各地に大きな爪あとを残した。
昨年であるが、サンマリノ共和国特命全権大使である、マンリオ・カデロ駐日外交団長が日本について、ある雑誌に記事を書いていた。『日本は歴史的に見ればたくさんのダメージを受けた国です。火山・地震・津波・台風等がある。戦争では原爆も落とされ、面積が狭い上、山が多い。石油は採れないし、食べ物も輸入しなければなりません。条件だけを考えれば、決してリッチな国ではありません。世界には日本より恵まれている国はたくさんあります。
しかし、何度も苦しみが訪れても日本人は“しょうがない”と言って立ち上がって来ました。“しょうがない”は他国に無い概念であり、私は“ネバー・ギブアップ”の精神とイコールだと思っています。そうして世界有数の豊かで安全な国家を築き、今もそれを維持しています。多くの国々はその姿勢を尊敬し、自分達も日本のようになりたい、学びたいと、思っているのです。日本に住んで40年であるが、今も感動の毎日です。』と書いていた。なんと素晴しい事でしょう、日本人にとって嬉しい褒め言葉である。

“ビョウヤナギ”八ヶ岳
しかしながら最近の気象状況は異常である。想定外の台風・地震が来て、山は崩れ、河川の決壊、豪雨による洪水被害が出ている。核廃棄物を地球の地下深くに埋めようとしているので、地球が怒っている様にも感じる。日本はこのままでよいのであろうか?
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