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もみじの天上

新宿御苑の遊歩道


『 誇りを持てる会社 』


2016年11月05日(土)No.137号

2016年11月5日(土)以前勤めていた会社の「集う会」が船橋駅前にあるホテルで行なわれた。1981年〜1989年の間、人事異動で船橋工場に8年間お世話になり本社へ戻ったが、お呼びがかかり参加した。久し振りに懐かしい人が集まり、話に花が咲いていた。


もみじに近付いてみよう

新宿御苑



冒頭の挨拶で、その後の船橋工場に付いて話しがありました。2004年3月に工場は閉鎖されたが、そこではブラウン管が製造されていて、更地にするのに3年も費やされた。その理由等の説明があり、関係者は大変ご苦労された模様である。

簡単に話すと、土壌汚染問題である。土壌汚染対策法に基づく調査を自主的に実施し、規定された全ての有害物質に付いて調査を行った。その結果、一部で指定基準を超えている事が判明し、浄化方法に付いて船橋市と協議しながら処理を開始した。


看板には:“桜の木、森の中で倒れた木は時間をかけて土にかえります”と書いてある。

新宿御苑


説明によると、敷地面積(約13万u)あるが、地下20mの所に大きな岩盤があり、そこまでの土を全部取り除き浄化した。しかしながら全体の70%だけしか残らず、不足の30%は新規の土を埋め、汚染された土は専門会社に処分を依頼したとの事。その後船橋工場跡地開発計画が決まり、現在は大型商業施設・病院・物流センター・共同住宅等になっていました。

東京都江東区にある豊洲市場は土壌汚染問題で揺れているが、そこは東京ガスの工場跡地で有害物質が当初から検出されていた。この事を考えると、船橋工場の対応は素晴しく、誇りを持てる会社であったと嬉しい気持ちである。



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