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チューリップ・ファンシーフリル

国営昭和記念公園
(昭和の日「4/29」は入園無料でした)


『 命 の リ レ ー 』


2017年04月10日(月)No.142号


2017年4月10日(月)公園の清掃作業を始めて五ヶ月目に入りました。昨日の雨で地面は少し濡れている、人が歩く所は掃除をしているので落ち葉やゴミはないが、柵の中は低木が多くゴミ等は拾うが落ち葉は溜まった状態である。

近所の人であろう五十代位の婦人が、袋に土を入れて持って来た。この土は良い土なので花壇に入れて良いですかと聞いて来た。公園はゴミ捨て場ではないが、結局は土を置いていった。帰り際に、昔は花壇も整備されていたが、荒れちゃったねと言い残して去った。


チューリップ・オリンピックフレーム

国営昭和記念公園


何となく気になり区役所に確認をしたら、以前は花壇を担当するボランティアが決まっていたが、ここ数年は担当者が病気で辞めたので、現在は誰も整備をしていないとの話であった。

そこで花壇と周辺の落ち葉を取り除いたら、地面から新しい芽が出ていた。時期的に気温もだんだん暖かくなり、これから咲く花の芽が出始まっていて、生命力の凄さを感じた。

昨年の今頃も同じ様な状態であったのかもしれない。もしかしたら落ち葉を取り除かなくても芽が押しのけ茎を伸ばし、花を咲かせていたのかもしれない。

落ち葉は、葉としての使命を終え、新しい芽は落ち葉からの養分を分けてもらい、自分の使命を果たす為にぐんぐん伸びてくる。“命のリレー”を見ている感じがした。

過去に花壇のボランティアを行っていた方と、たまたま会う事が出来たので聞いたら、新しい芽はホトトギスである事が分かった。近所の方が植えたら、公園内に広まったとの事でした。植物は生命力も繁殖力も強いと感じた。



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