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コスモス 1

銚子電鉄の仲ノ町駅(2011年撮影)



『 定 年 後 の 過 ご し 方 』

2020年09月10日(木)No.183号

2020年9月10日(木)の夕方に玄関のチャイムが鳴った。 誰かと思ったら隣人の息子さんで、内容は父が今朝亡くなったとの話であった。

亡くなった彼は大手石油会社の営業マンで、ゴルフが好きで、会社関係の人と朝早くから車で、週に1〜2回は行っていた。 その彼が定年で会社を辞めてから、会社関係の人達と縁を切ったかのように付き合いを止め、以前からの趣味である花の写真を撮りに出かけていた。



コスモス 2→

私は技術系のサラリーマンであったが、平成元年の人事異動で営業へ転勤となった。 上司は麻雀が好きで、週に1回は付き合わされていたが、その上司が定年を迎えて、これが最後の麻雀になると言って招待してくれた。

その上司とは定年後に会う事が出来なかったので、親しくしていた人から話を聞くと、地元の人達と盆栽に社交ダンスにと、別の世界で楽しんでいるとの事で、会社関係の人とは一切付き合わなかった様である。



コスモス 3

亡くなった彼と私の元上司は、定年後の人生を、同じ様な過ごし方をしている感じがした。 定年を過ぎると、体力も能力も現役と同じような活動は出来ない。 衰えた姿を過去の部下に見られたくないと思ったのであろう。

 “定年後の過ごし方”  は年相応な友人との付き合いをした方が、楽で楽しいかもしれない。 ただ趣味とかスポーツの世界では、年齢が違っていても共通点があるので、頑張れるし、楽しいと思われる。



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