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『 旅 立 ち の 状 況 次 第 』
2024年06月30日(日)No.228号
2024年06月30日(日) 学生時代の仲間との会合が行われ、仲間の一人から、昨年奥さんを亡くした時の話が出た。 話によると、手が届く隣のベッドで寝たが、次の朝奥さんが起きて来ない、よく見ると亡くなっていたとの事。 いつも通りに “お休み” と言って寝たが、それが最後の言葉であった。
彼女は胃がんであったが、彼はあまりの急変でショックが続き、数ヶ月の間、家を出たくなかった模様である。 これは一種のピンピンコロリだと思ったが、見送る側はすぐ受け入れる事が出来ない。
夕焼け(雲の上には素晴しい次のステージがあるかも!)→
2001年1月11日に私の母が肺がんで亡くなった。 その一ヶ月前から空気をたくさん取り入れようと口を大きく開け、荒い呼吸をしている。 この苦しさ辛さを親族と同時に感じながら旅立った。 苦あれば楽あり、と言われる、その旅先では、楽な楽しい世界へ行けたと思い、表現が適切でないかもしれないが、スッキリとした感じであった。
旅立つ本人はピンコロがベストであろうが、残された親族は、突然の別れを受け入れる事がすぐに出来ない。 しかしながら、この世で生きる苦しさ辛さを、本人と親族が共に分ち合えれば、次のステージは共に楽しい世界が必ず待っていると思う。
“旅立ちの状況次第” で、人の悲しみは変わるかもしれない。
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