ウルトラ スピードモニター取り付け

視認性が良好な大型モニターと操作が容易なボタン
そしてメーカーへの信頼性でこの製品を選択しました。

 【品番】
 スピードモニター 商品コード:4015(限定モデル)
【必要工具】
10mmスパナ等、内装外しツール、ラジオペンチ、電工ペンチ、
+ドライバー、ニッパー等、絶縁テープ
【必要部品】
エーモン製スイッチパネル(コード:1233)、
エーモン製ミニ平型ヒューズ電源(コード:E513(20A)
ギボシ端子(丸型)
【注意】
ECUという重要なパーツに配線作業をしますので、
バッテリーのマイナス端子を外しておく事をお勧めします。

【段取り】
 まずはECUをサルベージしなければならないので助手席
の内装をバラします。
カーマットを剥ぎ
側面のカバーを外す為、矢印のプラ留め金と発炎筒を取ります。
その後それらが付いていたプラカバーを外します。
内張りを固定している矢印のプラ留め金をコイン等で緩めます。
内張りをめくるとこんな鉄板が出てきます。
上部の1つだけ形状が違います(パネル落下防止の為
ねじ山が長めです)が径は同じ10mmです。
4本とも緩めてパネルを外します。

【注意】
パネルの縁は『面取り』をしていないので切り口が結構
鋭利です。怪我をしないように取り扱いに注意しましょう。
ご対面〜♪
【ECU配線】
取り説に従い『車速信号線』と『回転信号線』を確認します。
そしてそれぞれを途中で切断してギボシ端子で結線します。

【注意】
本体カプラー位置で確認しても似たような色の線がありますので
間違わないよう慎重に作業を進めて下さい。
また、ギボシのかしめ(取り付け)で線の長さに余裕が無い場合は
コードをまとめているテープを切断して確保しましょう。
ラジペンでかしめる配線コネクターは便利ですが、それ故に
不具合も多いので重要なECUからの割り出しには不向きです。
にしてもECUコードを切断するのはちょっと躊躇しますね(笑)
ECU本体側に『オス』、モニター配線側に『メス』の
ギボシ端子をそれぞれ取り付けます。 この時に
スリ−ブ(ショート防止の透明カバー)を入れ忘れないように。

画像は『車速』『回転』共に取り付けた後の物です。
スピードカットをしたい場合には『車速』配線に
付属の紫色コードを割り込ませます。
結線後の画像です。

後は各コードを綺麗にまとめておきましょう。
3本のコードをセンターコンソールの裏側に通します。
ECUの配線はこれで終了です。
バラした逆の順序で元に戻しましょう。

【ひとこと】
ECU保護カバーの縁が鋭利なのでそこに当る部分に
クッション材やテープなどで切断防止をして下さい。
【モニター配線】
電源は運転席側のヒューズボックスよりIG電源(キーONで
電源が流れる)を保有している箇所に『ミニ平型ヒューズ電源』
を用います。今回は15Aの後部ヒーターから取り出しました。
付属の外部ハーネスにこの線を繋げ、車体金属部へアースします。
そしてモニターに外部ハーネスとECUからのコネクターを
接続します。
各配線を確認したらバッテリーを戻してキーをACCからONにして
モニターのチェックをしましょう。

【注意】
この時モニターに変化がなければEgを掛ける前に今一度
各配線のチェックをしましょう。
【確認・設定】
電源を入れると『ピッ』と言うBEEP音でモニターの立ち上がりが
確認出来ます。
回転はアクセルを煽ってみて追従してくるか確認をしましょう。
速度は実車を走行させて見て下さい。

【注意】
この時モニターに変化がなければ今一度
各配線のチェックをしましょう。
【モニター取り付け】
さて、今回一番の見せ所ですが
今後の予定(ステアコラムにブーコン取り付け)と
視認性を考慮した結果メーターフードの内側に決定しました。
まず、パネルを外します。
矢印のネジを緩めて、内装外しツールでパネルをこじります。

モニター本体とエーモン製スイッチパネル(コード:1233)を
両面テープで固定します。
外部ハーネスをフード内側に這わせて先程固定した
スイッチパネルを中央付近に来るように位置合わせをして
フードとフードパネルの間に噛ませます。
後はフードパネルをネジと裏側2箇所の固定部で元に戻します。
取り付けに問題が無ければ取り説に従い各設定を行いましょう。


【最後に】
視線移動も少なくメーターインフォメーションにも影響が無く
思惑通りの取り付けが出来ました。
これで次のブーコン取り付け作業に移行出来ます。

お疲れさまでした。