制動力強化計画
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第五章  キャリパーオーバーホール(下準備編その2 マーク削除)






先に施工予定のリアキャリパーの施工準備として『NISSAN』
マークの削除を行います。

1.やはりスバル車なので『N』はないだろう!と言う事でこれを
削り取ります。 素材はアルミ合金なので金属用の金やすりで簡単に加工出来ます。マークが付いている平面に対し1mm弱の厚さ
ですから低くなっていく程に周囲を誤って削ってしまわぬ様に注意して下さい。

2.でも、やってしまいました。(汗)
修正は600〜1000番の紙やすり等で容易に出来ます。
また、マーク後も目立ってしまうので塗装前の下地作りの為
均しておきます。
でも、ヘアーラインをワザと残す手法もありますから
この辺はお好みで選んで見て下さい。

3.爪で表面を撫でて引っ掛かりが無ければOKでしょう。
がんばって鏡面仕上げにしても構いません。

第六章  キャリパーオーバーホール(下準備編その3 キャリパー分解1)










次にキャリパーの分解をやってみます。
先にやっても構わなかったのですが、ピストン内に削りカスが混入
してしまうのを防ぐ為です。

1.パットグリップをはずして左右二本あるパッドピンを抜き取ります。この時細めのドライバーなどで裏側から押してあげると簡単にずれてくれます。

2.パッドピンで固定されていたクロススプリングを外します。

3.2.の工程でフリーになっているアウタ&インナシム及びブレーキパッドを抜き去ります。

4.その左右に残ったガイドプレートを外します。

これでとりあえずOHの準備の為の分解は終わりです。
後は本体及び外したパーツを綺麗に洗浄しましょう。

洗浄にはブレーキクリーナーを使用してブラシで擦り落としましょう。
ここで綺麗にしておかないと油脂分で塗料ののりが悪かったり、
汚れの上に塗膜がのってしまう事により強度が低下してしまいます。下地作りは塗装にとってとても重要なので十分時間を掛けて下さい。