AVO ステアリングシャフトブッシュ交換

今回はステアのブッシュを交換です。

AVO製
  メーカー品番 : KSR−202J

・交換前にアンダーカバーを外しましょう。
・取り説に従い適切なトルクで締め付け、
 他注意点を厳守して作業にあたって下さい。
画像は助手席側の画像です。

ギアボックスユニットに付属するメーカー名称で

ラックアダプタという物です。(34115B)

パイプクランプ(34923)を外し中のアダプタを取ります。
形状的に取り外しは困難を極めます。

運転席側のピニオンクランプを同時に外せば

ギアボックス自体が少しだけ浮き上がるのでアダプタを回しながら

引き抜きます。

但し、パイピング類が繋がれているので必要最小限に留めて下さい
外れた純正品です。(54,000Km走行)

某Webでは引き千切られている状態の物が

画像にありましたが、

外れた物の全体を見渡しても特に問題はありませんでした。

あれは酷使された競技車両のものなんでしょうね。
比較です。

ヤレた感じも無く交換の必要を感じませんが

折角なので交換します(笑)

材質が強化ポリウレタンなので純正品と比べ『コシ』があります。
純正品を取り外すにも苦労しましたが、

強度があるものに交換なので

それ以上に苦労します。

先程と同様にパイピング類に負担を掛け無い様に留意してください

潤滑油を用いて滑らす様に本体を回してゆくのがコツです。

異音防止の為、グリス(植物系)も少量塗っておきましょう。
巧く付けられたら

パイプクランプを固定します。
画像は運転席側の画像です。

同じくギアボックスユニットのパイプアダプタ(34115A)を

交換します。

固定しているピニオンクランプ(34923A)を外します。

※画像は上下逆です。
比較です。

ラックアダプタ同様特に問題はなさそうです。
こちらはラックアダプタに比べ多少ラクですが、

注意点は同じです。

パイピングが壊れたら機能しなくなるので気をつけましょう。
ピニオンクランプを固定します。

アンダーカバ−を付ける前に迷惑にならない場所にて

試運転を行い異音・操舵不具合を確認しましょう。
☆オマケ☆

WRCさんから譲って頂いたSTiのFスタビブッシュも同時交換です。
こちらも外した純正品に異常は見受けられませんでしたが

同じく交換です。

ブッシュの交換自体はR側よりラクでした。


☆感想☆

2つの消耗部品を交換したことにより多少シャープ感が出ました。

激変はしませんが、現在までの仕様状態で相乗効果による

車体反応が過敏になり高速域で気の抜けない脱マッタリ車に。。。