エイズの指標疾患
真菌症
1.カンジダ症(食道、気管、気管支、肺)
2.クリプトコッカス症(肺以外)
3.コクシジオイデス症
A全身に播種したもの B肺、頸部、肺門リンパ節以外の部位に起こったもの
4.ヒストプラズマ症
A全身に播種したもの B肺、頸部、肺門リンパ節以外の部位に起こったもの
5.ニューモシスチス肺炎
原虫症
6.トキソプラズマ症(生後1カ月以後)
7.クリプトスポリジウム症(1カ月以上続く下痢を伴ったもの)
8.イソスポラ症(1カ月以上続く下痢を伴ったもの)
細菌感染症
9.化膿性細菌感染症
(13歳未満で、ヘモフィルス、連鎖球菌などの化膿性細菌により次にあげるいずれかが2年以内に、2つ以上多発あるいは繰り返して起こったもの:A敗血症 B肺炎 C髄膜炎 D骨関節炎 E中耳・皮膚粘膜以外の部位や深在臓器の腫瘍)
10.サルモネラ菌血症(再発を繰り返すもので、チフス菌によるものを除く)
11.活動性結核(肺結核または肺外結核)※
12.非定型抗酸菌症
A全身に播種したもの B肺、皮膚、頸部、肺門リンパ節以外の部位に起こったもの
ウイルス感染症
13.サイトメガロウイルス感染症(生後1カ月以降で、肝、脾、リンパ節以外)
14.単純ヘルペスウイルス感染症
A1カ月以上持続する粘膜、皮膚の潰瘍を呈するもの B生後1カ月以後で気管支炎、肺炎、食道炎を併発するもの)
15.進行性多巣性白質脳症
腫瘍
16.カポジ肉腫
17.原発性脳リンパ腫
18.非ホジキンリンパ腫
LSG分類による(日)大細胞型、免疫芽球型(月)Burkitt型
19.浸潤性子宮頸がん※
その他
20.反復性肺炎(1年に2回以上繰り返すもの)
21.リンパ性間質性肺炎/肺リンパ過形成 LIP/PLH complex(13歳未満)
22.HIV脳症(認知症または亜急性脳炎)
23.HIV消耗性症候群(全身衰弱またはスリム病)
※活動性結核のうち肺結核および浸潤性子宮頸ガンについては、HIVによる免疫不全を示唆する症状または所見が見られる場合に限る。
LSG(lymphoma intersitial group;リンパ腫研究グループ)
LIP(lymphoid intersitial pneummonia;類リンパ球性間質性肺炎)
PHL(pulmonary lymphoid hyperplasia;肺類リンパ球過形成)