わたしの

安保廃棄

通告

 

 


 

テキスト ボックス: No.8 

 

 


アメリカ大統領

バラク・オバマ殿

 

わたしは、日米安保条約第10条にもとづき、日米安保条約の廃棄を通告します。

 

日米安保条約10条

いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意志を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行われた後1年で終了する。


 

拝啓 

アメリカ合衆国大統領、ならびにアメリカ国民の皆様

 2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第1原子力発電所の事故によって、私たちは大きく目覚めました。全ての「安全神話」が偽りのものであることに気付いたのです。原発の安全神話も日米安保条約の「核の傘」も、沖縄をはじめ米軍基地による「日本の安全」も虚構の産物に過ぎないと。

 戦後66年経ちました。昨今、普天間基地の撤去問題が暗礁に乗り上げていること、日米軍事同盟の深化のもとで、自衛隊がジプチに戦後初めて海外基地を持つようになったこと、自衛隊機と米軍機の空中給油作戦、グアムへの海兵隊移転費用の3分の1を日本が出すことになっていることも、私たちは絶対に許すわけにはまいりません。

 アメリカ軍のみなさん。私たちの税金を使っての世界各国での戦争は、あなた方にとっても大変でしょう。私たちは日本国憲法によって日本と世界の平和を願っています。これからは私たち日本のことは私たちが考えます。

 日米安全保障条約第10条にもとづき、どうぞアメリカにお帰り下さい。

 今後、日米が対等平等の関係を構築していこうではありませんか

 

   2011年10月   大阪市旭区在住   近藤 正

 

テキスト ボックス: △ 戻る home
リストに戻る