わたしの

安保廃棄

通告

 

 


 

テキスト ボックス: No.10 

 

 


アメリカ大統領

バラク・オバマ殿

 

わたしは、日米安保条約第10条にもとづき、日米安保条約の廃棄を通告します。

 

日米安保条約10条

いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意志を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行われた後1年で終了する。


 

 私は安保条約第10条により条約を廃棄することを求めます。

 平和紙芝居を作っていつも思うのは、戦争体験者のたくましい生命力です。どんな時でも「何くそ!」と思って頑張って来られました。私だったら挫けそうです。

そんな一人にシベリア抑留された方がいます。この方はシベリアの地で極寒・重労働・空腹に耐えながらまさに生き延びた人です。この人のバイタリティにはいつも頭が下がります。戦争を経たからこそ、伝えたい想いがあるのがビシビシ伝わってきます。

 この抑留者の扱いを見ると、政府は全く責任を取っていない。たった数万円のお金で全てをなかった様に見せている。

 これはドイツの戦後処理とは真逆の政策です。ドイツはナチスの支配下で戦争の道を突き進みましたが、戦後はその反省で被害者に補償をしたし、他国との交流に力を入れてきました。そして国際社会で信用を築いています。

 かたや日本は最初こそ民主主義を広める憲法を教えていましたが、何年も経たないうちにGHQの占領政策が変わり、思想統制が始まりました。

 そして安保条約が締結され日本はアメリカの属国になってしまいました。まさに「米国のポチ」です。

 そして、その被害が1番出てるのが沖縄です。

変換後も基地が沖縄に居座り、住民生活を脅かしています。

 この問題に解決方法はあるのでしょうか?

 答えは簡単です。安保条約10条に基づいてアメリカさんには出て行ってもらうという道がとれます。

 周りの国が攻めてくるとか言う人がいますが、武器を持ったまま話し合いは出来ません。

 先の抑留者が言っていましたが、戦争をなくすにはみんなのよかれを願うことなのです。

 日本はその精神を外交に活かすべきです。

 以上の観点から安保条約廃棄を求めます。

 

   2012年3月   大阪市城東区古市   吉田 穂高

 

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