わたしの

安保廃棄

通告

 

 


 

テキスト ボックス: No.16 

 

 


アメリカ大統領

バラク・オバマ殿

 

わたしは、日米安保条約第10条にもとづき、日米安保条約の廃棄を通告します。

 

日米安保条約10条

いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意志を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行われた後1年で終了する。


 

 サンフランシスコ平和条約と安保条約が61年前に発効した4月28日  この日を「主権回復の日」と位置づける式典を強行した安倍政権。この日沖縄では式典に抗議する『屈辱の日』大会が1万人以上の参加で行われました。

 完全武装の銃剣とブルドーザーで大事な土地を追われた人々の悔しさはどれ程だったんだろうと思うと胸が痛くなります。県民の土地を奪って作られた米軍基地。

 今も沖縄にはたくさんあり数多くの事故や事件が毎日のように起こっています。普天間基地のクリアゾーン(事故の可能性が高く土地利用のある地域の事を言うそうでアメリカでは居住も経済活動も禁止されている)には小学校や保育園、公民館などが18ヶ所、住宅800ヶ所3600人が住んでおられるそうです。訓練は早朝も深夜もありひどい時はヘリコプターが30秒おきに民家の上空を通過すると聞きました。

 私は保育士をしていますがどんなに子ども達や保育士達が不安で怖い思いをしているのか想像しただけで心が凍ります。オスプレイが低空で飛んでいたら、もし保育園の近くに墜落でもしたら・・考えただけでも恐ろしい。

 オスプレイは昨年10月に12基普天間に配備されましたが今年夏更に12基追加配備する方針が出されています。毎日毎日不安な思いで生活している沖縄の人々の声に耳を傾けず、現状を放置したままでよくも「主権回復の日」と言えますね。・・と言いたいです。

 私は今こそ改めて、本当に対等な立場での日米友好条約を結びたいと思います。そのためにもまず日米安保条約の廃棄を宣言するものです。

 

  2013年5月  松本くるみ

 

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