わたしの

安保廃棄

通告

 

 


 

テキスト ボックス: No.18 

 

 


アメリカ大統領

バラク・オバマ殿

 

わたしは、日米安保条約第10条にもとづき、日米安保条約の廃棄を通告します。

 

日米安保条約10条

いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意志を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行われた後1年で終了する。


 

 2010年の秋、弟を亡くしました。弟は亡くなる3年前に沖縄の人たちをほっておけないと言い、現地に単身で赴きました。

 「安保破棄を実現させないと、沖縄の未来、ひいては日本の未来もない」と話していました。

 生前、私にも沖縄の地を訪ねて、自分の目で見よと言われておりました。

 昨年、近所の方と沖縄旅行をした折り、車で基地の周りを走りましたが、広大な基地、金網のフェンスがいつとぎれるのかと思うほど続いていました。以下は(No.17の井上ヨウコさんと同じ怒りを覚えました)

 日本政府は沖縄に基地を置いておくつもりでしょうか?

 おりしも6月23日は「沖縄全戦没者追悼式典」が摩文仁の平和記念公園で開かれました。県内外から5800人が参列。「平和の礎」に戦争反対の誓いを新たに新基地・オスプレイ押しつけを許さない「オール沖縄」の願いの切実さを示しました(6月24日「しんぶん赤旗」掲載)。

 式典に安倍首相その他、維新の共同代表橋下徹大阪市長(どちらも辞任してほしい)。

 安倍首相は「沖縄の負担軽減に全力を尽くす」というのなら、即刻アメリカに安保破棄を通告すべきだと思います。

 1年後には、沖縄に基地はなくなり、頻繁に起こされたアメリカ兵による婦女暴行事件、いつ頭上に落とされるか知れない米軍機、オスプレイもなくなり、沖縄に平和がもどってきます。

 

  2013年7月  桑山 真珠子

 

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