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J41 <穴開け> ドリルストッパー  (2013.11.7)

 ドリルの穴開けの深さを調節する方法で最も簡便でポピュラーな方法がテープ巻付法です。

 この際テープの端をドリルビットに巻き付けるのではなく、テープの端同士を貼り合わせてリボン状にすれば、ビットに垂直に巻き付ける目安になり、所定の深さまで達すると削り屑がリボンでサッと掃かれるので終点がわかりやすくなります。

 テープ巻付法は精度がそれほど要らない場合には非常に有用な方法であり、私もマスキングテープを使い多用しています。


 ところで正確に深さを調節するためにはテープ巻付法では心もとありませんが、手軽な方法としてドリルストッパーがあります。
 ネットを覗いてみても、いろいろなタイプのものが市販されています。

 ドリルストッパーは”仕掛け”としては非常に単純なので例によって自作してみました。
         
 丸棒の中心に穴を開け、半割りにした後に片側を不織布を貼ってつなぎます。 
布ヒンジと言うのかな?
 さらに強度補強の目的で木部に瞬間接着剤を浸み込ませて完成です。

 締め付け具として最初はホースバンドを使っていたのですが、ホームセンターでクレセントクランプ(ワンタッチホースクランプ)なるものを見つけました。 
 ワンタッチで操作は簡単、そしてなにより小さくて邪魔になりません。

 3mmから8mm用まで6種類作成しましたが、市販の金属製ストッパーと比較してドリルも板材も傷つける心配がなく、取り付けも簡単で、今のところ問題なく使えています。


 学研のDIY雑誌「ドゥーパ! No.107 (2015年8月発行)」、及び「ドゥーパ!手作り週末木工2016-2017(2017年5月発行)に紹介記事が掲載されました。
リンクはこちらこちらです。


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