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P4 鵯(ヒヨドリ)  <2002. 11. 29>

鵯


 放し飼いにしているペットたち、第2弾はヒヨドリです。

 庭に作った餌台を、初めて訪問したのはヒヨドリでした。
最初、餌台は作ったものの一向に鳥が訪れず、餌をいろいろと替えてみたり、木彫りの鳥を彫って、おとりとして置いてみました。
 ...来ない。 うーん、来ないぞー。どうしたんだろう? 

 結局、1ヶ月くらい経って、パンくずを見つけて来てくれたのがヒヨドリだったわけです。

  学名;Hypsipetes amaurotis
  英名;Brown-eared Bulbul
  分類;スズメ目ヒヨドリ科
  特徴;全長28cm、灰褐色でほおが茶褐色です。

 尾が長めの中形の鳥です。でも、英名がいいですね。「バルバル」の響きが良いし、「茶色い耳の」の安易な形容詞も好きですねー。


 ヒヨドリと言えば、ひよどり越えが思い浮かびます。源義経が一ノ谷の戦いで、平家の軍勢を裏の急峻な険所を馬で駆け下りて敗った話ですが、この険所が「ひよどり越え」と呼ばれていたところ。
 ヒヨドリは、以前は季節により山と都会を渡る鳥で、そこを春と秋にヒヨドリが渡っていったので、そう呼ばれたらしいのですが、今は結構、都会暮らしが気に入って山に帰らない輩が多いみたいです。

 最初に餌台に来てくれたヒヨドリでしたが、最近はとんと姿を見せなくなってしまいました。どこをふらふらしてるのかなー。



 読み飛ばしてもらいたいPS:

 「ひよどり越え」を、もっと詳しく知りたくて、インターネットで検索しようとしているあなた、そっ、それだけは止めてください。 やっ、止めてくぅれーーー
   ....あーぁ、当ホームページの品位が....

 
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