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P7 四十雀(シジュウカラ)  <2020. 3. 20>

   

四十雀 (シジュウカラ) 

   学名;Parus minor
   英名;Japanese Tit
   分類;スズメ目シジュウカラ科
   特徴;全長14.5cm、白い頬、お腹に黒い縦じま、黒い頭頂部

 分布は東アジア、ロシア極東ですが、英名に”Japanese”が入ってますネ。

 黒いネクタイが太いのが雄で細いのが雌とのことで、つがいなら簡単に見分けがつきます。

 シジュウカラを見かけることがあったのですが、今まで写真は撮れていませんでした。
 そこでシジュウカラの新居(巣箱)を用意してじっくり招待する作戦にでました。(2017.12)

 巣箱の出入り口の大きさで野鳥の種類が決まります。
ネットには作り方を紹介したページがたくさんありますが、ここではは東北森林管理局のページを参考にさせていただきました。

 シジュウカラ用なので出入り口の直径は28mm、他の鳥は遠慮してもらう為に表札を付ける念の入れようです。

 悪乗り (^^;;

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 建売一戸建?を庭に作っても買い手がなかなか現れずもう諦めていました。
・・・が、苦節2年3カ月、せっせと新居(もう中古かな?)に枯枝、枯草を運んでいるつがいを発見しました。

 あとは雛が巣立つのを静かに見守るだけです。


 30分ほど写真を撮り続け、1枚だけではもったいないので4枚をコラージュにしてみました。

           


 
   (2020. 5. 7 追記)

 その後の経過です。

   3/20 (0日) 営巣開始。
   3/30 (10日目)  出入りほとんどなく、産卵は無事すんだのかな?
 

  餌を運んでいるオスの出入りをたまに見る程度。
抱卵中? 抱卵はメスの役目らしい!
   4/21 (32日目) 餌を咥えて頻繁に出入りしている”2羽”を確認。
卵は孵ったようです。
 


  2羽が帰ってきたときには同時に中に入ることはなく一方は外で待っているが、例外なく近くの枝に留まり羽をバタバタしている。 何のサインだろう?
 
  時々、白いものを咥えて巣箱から出てくるが、どうも雛の糞のようだ。
   5/05 (46日目) 巣立ち。
巣箱から何の躊躇もなく続々と出てきて、三脚を準備する暇もなくあっという間に飛び立った。(7羽以上いたけど正確な数は不明)
   

 営巣から巣立ちまでの標準的期間はどうなのかな?とネットを検索した結果では、4〜12個(8〜10が普通)産卵し、抱卵期間は13〜14日で、孵化後18〜20日で巣立ち、とありました。

 巣立ちから逆算すると、抱卵開始は、4/1〜4/4で、孵化は、4/15〜17、営巣から2週間以内に卵を産み終えている計算です。


 また巣箱を使ってもらうために、中を掃除しました。

  

 寝床は厚さが5pもありフカフカです。
 ほとんどが苔で、その他は動物の毛と小枝、比率は65:25:10位でしょうか。
 白い帯状のものが動物の毛で小塊が糞です。

 寝床を取り除いて、きれいに水洗いをして元に戻しましたが、一度スズメバチが巣を作りかけたこともあり、時々チェックしなければなりません。

    また来てくれるかな?

 
 
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