American Life!
シアトルより発信するアメリカでの生活
あなたの心をちょっとだけ温かくするシアトル便りを心掛けてます。
シアトルダウンタウン クイーンアン ケリーパークより
 Wednesday, 28 September,2005   マリナーズv.s.レンジャーズ
今日は、今シーズン最後の野球観戦です。相手は、同じ地区リーグのテキサス・レンジャーズです。現在シーズン196安打のイチロー選手の5年連続200安打達成の期待もありましたが、前日の3敬遠でトーンダウン。観客数も20,723人で今日は、達成しない雰囲気。それでも第1打席に見せてくれました。センター前ヒットです。そして盗塁も決めてくれました。そのまま3本ヒットを打って達成してくれーって思っていたのは、私だけでしょうか?でも、4打席とも凡退で結局1安打でした。4回から長谷川選手も中継ぎで登場。難なく抑えました。でもこの人も今シーズンで移籍かな?結果は、マリナーズが初回3点取ったのに2回に5点取られて、最終的には、3−7で負けました。これで4連敗です。あーあ。最後の観戦も負けました。私の駐在の2シーズンは、最下位の最弱チームに成り下がってしまいました。それでもセーフコ・フィールドに足を運んでくれるあたたかいファンに奮起して来シーズン以降は頑張ってほしいものです。イチロー選手は、200安打決めてくれることでしょう。彼がプレーオフに出られるチームに移籍しないように来シーズンは、プレーオフ出場目指して頑張れ!
 Tuesday, 27 September,2005   トレファッジオーネ・イタリア
長々した名前ですが、シアトルでチェーン展開しているカフェの1つです。ここのラテは、味はもちろんおいしいですが、ラテアートでハート型を描いてくれるので有名です。そして食器が黄色い奇抜なデザインのものです。これは、イタリアで約600年の歴史を持つFimaファミリーとかいうところの窯で作られるセラミック製のものなのだそうです。
そんなトレファッジオーネ・イタリアは、シアトル市内に4店舗、7都市に17店舗チェーン展開しています。
しかし、それも今年末には、全て閉鎖されてしまうそうです。もともと、このお店は、シアトルズ・ベスト・コーヒーとオーナー会社が同じAFCエンタープライズ社でした。そして、約2年前に、スターバックスがシアトルズ・ベスト・コーヒーとトレファッジオーネ・イタリアをAFC社から買収しました。そして経営戦略上、採算が取れないということで、今年末にトレファッジオーネ・イタリアを閉鎖することにしたそうです。でも、ブランド自体は、今後も存続するそうで、スーパーに行ったら豆は買えるそうです。
今までの店舗が、シアトルズ・ベスト・コーヒーになるのか、スターバックス・コーヒーになるかは、まだ決まってないそうですが、店舗が今年いっぱいでなくなってしまうのは寂しい限りです。
 Monday, 26 September,2005   日本語情報誌
シアトルは、日本語情報誌が充実しています。シータック空港に着いたらまず、バゲージ・クレームの近くのインフォメーション・カウンターに行きましょう。そこには、地図やガイドがたくさんあります。その中でも特に重宝するのが、写真の左から2つ目からの4つの日本語情報です。左から、シアトルガイド、シアトル・コンパス、YOUマガ、ソイ・ソースです。
シアトルガイドは、YOUマガの編集社が年1回発行でシアトルのダウンタウンとシアトル近郊のわかりやすい地図があり、観光地やレストラン、カフェなどの情報が載っています。
シアトル・コンパスは、ソイ・ソースの編集社が年1回の発行で同様にシアトルと近郊の観光地の情報が満載です。
YOUマガは、月1回の発行で、以前は、新聞でしたが、最近は、冊子に変わりました。シアトルとポートランドの情報誌で、主にこちらに住んでいる人向けの生活情報誌です。
ソイ・ソースは、月2回の発行の新聞でシアトルの生活情報満載です。特にここの掲示板での個人売買は、有効です。
これらは、シアトル周辺の日本の食料品店やレストラン等でも入手することができます。
また、1番左にあるテレフォンガイドは、YOUマガの編集社が年1回発行で、ワシントン州、オレゴン州の日本人、日系人が経営しているお店や、有名なお店、そして生活に役立つお店がたくさん載っている電話帳です。ワシントン州、オレゴン州での生活のノウハウも書かれています。
以上の5種類の情報が、家にあればシアトル生活は、バッチリです。ついでに言うと、テレフォンガイド、シアトルガイド、シアトルコンパスが車の中に常備してあって、テレフォンガイドが、職場にも常備してあると文句無しに便利です。
 Sunday, 25 September,2005   車の売却
もうすぐ帰国ということで、車の売却をしました。アメリカでは、日本と違って、車の個人売買が盛んです。手続きが結構簡単だからです。タイトルという所有権を示す書類に署名をして、買い手に渡し、付属の報告用紙に売り手と買い手の住所と署名、金額を記入して、免許センターに提出します。ディーラーに持って行くと、下取り価格で買い取られますが、個人売買だとディーラーの売値と買値の間の金額で売ることができます。
さて、売却するには、まず買い手を見つけなければなりません。そのためには、チラシを作る必要があります。KBB(KellyBlueBook)といった、車の相場を算出するウェブサイトで、金額を確認、そして設定(まずは高め)して、チラシを作り、会社、スーパー等、人目につく掲示板に貼ります。他にもシアトルの日本人の情報ウェブサイトや情報誌の掲示板、知人の伝などを使って情報を流します。そして、アメリカ人が口をそろえて言うのが、シアトル・タイムズに掲載です。シアトルの地元紙で、1面から、地元、スポーツ、ビジネス等分類されていて、最後にNWclassifiedという個人売買等の掲示板があります。ここに、売れるまで記事を載せ、ウェブサイトにも写真付で掲載というのをお願いしました。もちろん有料です。でも、その効果は、てき面で、1日に1人は、電話がかかってくるか、メールが来ます。会社の掲示板を見て来る人は、日本人が日本に帰る為に売るのを知っているので、足元を見てきて、非常に嫌な気分を味わいます。でも、シアトル・タイムズを見て来る人は、車がどうしても欲しい人が多いので、それなりに良い人が多いです。何人かに見せたり、待ち合わせをスッポかされたりしたり、値段を下げたりして、それでも買い手が見つからず、ディーラーに見積もりをお願いして、店に行こうとしていた時に、シアトル・タイムズを見た人からメールが来ました。早速電話して、3時間後に見せる約束をして、見せました。テスト運転をしたりして、問題ないので、欲しいといわれ、その場で、小切手とタイトル、車を交換、あっという間に売れてしまいました。
以前の売却の時は、車の値段が高くて苦戦、今回はマイレージが高くて苦戦しました。でも、2回とも車を大切にしてくれそうなアメリカ人に買ってもらえて良かったです。これで、肩の荷が1つ下りました。今日からレンタカー生活です。
 Saturday, 24 September,2005   サークルK
アメリカにもたくさんコンビニがあります。と、いうかアメリカが発祥なんですけれどね。ガソリンスタンドがあって、その料金を支払う場所がコンビニになってます。ampmだったり、セブンイレブンだったり。そして、サークルK...ん!?、なんかロゴが違うなぁ。日本で見かけるサークルKは、サークルに外輪があって、ロゴの両サイドのラインがオレンジ色なので、赤い色っていうのは、ちょっと違うんじゃない?
アメリカで見かけるサークルKは、ザ・サークルK・コーポレーションといいます。1951年、テキサス州のエルパソで、フレッド・ハーベイという人が、”Kay’s Food Store”を買収したのが始まりで、その後、アメリカ南西部にチェーン展開して、現在では、アジアを中心に、世界7カ国に展開されているコンビニです。
日本のサークルKは、1979年に、アメリカのザ・サークルK・コーポレーションと、日本のユニーとの間でライセンス契約を結んで生まれたそうです。そして、1993年に知的財産権、商号、商標をアメリカのサークルKから買収して、日本独自の会社となり、1998年には、サンクスと業務提携、2004年に合併。現在に至っているということだそうです。
要するに出どころは、アメリカなのですが、現在は、別会社というわけです。色が違うのは、日本で展開する時にユニーのカラーを取り入れたからでしょうか?ずーと、このお店の前を通っていて、「ここは、サークルKなのか?」と、疑問に思っていましたが、これでスッキリです。ただ、残念なことに、アメリカでは、サークルKのお弁当は、もちろん売ってないです。おでんもね。
 Friday, 23 September,2005   世界中のビール
アメリカでは、スーパーで普通に世界中のビールを売っています。日本のビールも3種類ぐらい売ってます。そして、値段も国内のビールとそれ程変わらないです。大体6本入りのセットで、$5〜8ぐらいです。1本$1〜1.50ぐらいということです。もちろん中ビンや大瓶のものは、もっと値段がします。日本だと、発泡酒は、安いですが、缶ビール1本は、もう少し値段がした記憶があります。外国のビールは、スーパーで手軽には入手できなくて、しかもさらに高くて、1本で、300〜400円します。6本セットで買ったら、1800〜2400円ということです。高いですねぇ。ここまで高い理由は、税金にあるそうです。日本は、輸入品に対する税金がかなり高いそうです。そんな日本は、未だに鎖国だといっている人も中にはいます。
まあ、そんな難しいことは抜きにして、日本の3倍のビールを消費しようと思って毎日飲んだ成果が、このカウンターの上に並んでいるビンです。1種類1本しか置いてないので、これを単純に6倍すると...
ビール万歳!!!
(ちなみにこれは、家にいる時に飲んだ分なので、週に1回、外で飲んでいる分は含まれていないです。)
 Thursday, 22 September,2005   プリングルス
日本でもお馴染みのプリングルス。でも、日本で見かけるのは、赤色のオリジナル、緑のサワークリーム&オニオンとあと何があったかな?全部で5種類あったかどうかじゃなかったでしょうか?
アメリカは、プリングルスの種類がたくさんあります。純粋に15種類ぐらいあって、なおかつ低脂肪タイプが3種類ぐらいあります。
写真左から、
JALAPENO
RANCH-RAGEOUS
SMOKY BACON
BARBECUE
PIZZA-LICIOUS
ORIGINAL
KETCHUP
1/3SOUR CREAM&ONION
SOUR CREAM&ONION
SPICY CAJUN
SALT&VINEGAR
CHEEZUMS
SALSA
WHITE CHEDDAR
CHILI CHEESE
でも、やっぱりオリジナルとサワークリーム&オニオンがおいしいかな。
 Monday, 19 September,2005   RIDE THE DUCKS
シアトルに初めて来たらまず最初に何をしたら良いかといえば、”RIDE THE DUCKS”に乗ることでしょうか?
これは、シアトルセンターのスペースニードルやEMPの東に乗り場があって、シアトルのダウンタウンを90分かけて一回りしてくれるバスツアーです。そしてこのバスは、ただのバスではありません。なんと水陸両用のバスなのです。そして運転手は、陽気なおじさんなのです。1時間おきに出発するのですが、観光シーズンには、ものすごい人気で予約をしないと乗れない時もあります。料金は、おとな$25ぐらいです。
さて、DUCKSに乗って、まずはシアトルセンターの横を通って、ウォーターフロントに行きます。ウォーターフロントを南に進み、次は、セーフコ、クエストフィールド周辺を通って、パイオニア・スクエアを通ります。ダウンタウンを横切ると、今度は、ユニオン湖に向かいます。ユニオン湖でバスは、ボートと変わり、湖を遊覧します。ガス・ワークス・パーク、”めぐり逢えたら”の撮影に使われたフローティングハウスなどを見て岸に帰ってきます。陸に戻ると次は、フリーモントに行きます。そして、元来た場所へ帰ってきます。ツアーの間は、運転手のおじさんが、いろいろなことをしてお客さんを喜ばしてくれます。紹介内容も盛りだくさんで、あふれそうなくらいです。
ツアーは非常に楽しいのですが、夏の暑い日以外は、結構冷えるので、90分乗り続けるとトイレに行きたくなってしまうところが困りものです。
 Sunday, 18 September,2005   NFL開幕(シーホークスv.s.ファルコンズ)
今年もNFL(National Football League)が開幕しました。我らが、シアトル・シーホークスは、先週、ジャクソンビル・ジャガーズに敗れ黒星スタートでしたが、本日が、シアトルでの開幕戦です。そして、相手は、昨シーズンのプレーオフでナショナルフットボールカンファレンス(NFC)ファイナルまで行ったアトランタ・ファルコンズでした。と、いうことで強いチームが相手でしたが、昨シーズンは、シーズン最終戦で、2点差で辛うじて勝った相手でもあって、好カードでもあります。シーホークスの注目選手は、背番号37番ランニング・バックのショーン・アレクサンダー、背番号8番クオーター・バックのマット・ハッセルバックです。ランニング・バックは、ボールをもらって、走る選手ですが、アレクサンダーを見てると人気があるのがよくわかります。すごいスピードとパワーでディフェンスを突破していきます。アメリカ人が喜びそうなパワープレーです。そして、クオーター・バックは、もちろんパスを投げる人ですが、ハッセルバックは、素晴らしいパスを瞬時に判断して投げます。今シーズンは、まだまだ調子が上がってない気もします。それでもシーホークスは、第2クオーターに3回のタッチ・ダウンを決めて、21−0とリードします。第3クオーターに10点、第4クオーターに8点を取られ、21−18。やばいです。逆転されそうです。でも、何とか逃げ切って勝ちました。勝って良かったです。しかし、シーホークスのホームのクエスト・フィールドは、今回 66,303人というものすごい数の観客と絶え間ない歓声で終始疲れました。アメフトは、シーズン1回の観戦で、あとは、TV観戦が一番かな。チケット高いし。
 Saturday, 17 September,2005   ヤキマ・バレー
シアトルからI-90を東に2時間、エレンズバーグからI-82を東に1時間行くと山の麓には果樹園があり、中腹から山頂にかけて木の生えてない地域が広がりヤキマに着きます。(アメリカ人の発音では、ヤカマですが。)そのヤキマから南東に約70マイルの間に約50のワイナリーがあります。ここは、ワシントン州のワインカントリーでヤキマ・バレーと呼ばれています。まずはじめに行ったのが、ヤキマ寄りのジラーという村。そこで寄ったのが、Hyattビンヤード。建物の横に風車があるのが印象的でラベルにもその絵が書かれています。いきなり8種類ほど試飲。カベルネ・ソービニオンがおいしかったので1本購入。次に行ったのが近くのBonairワイナリー。ここは、建物がちょっと素敵でラベルに描かれています。シャルドネがおいしいところで有名ですが、ここもカベルネがおいしかったので1本購入。昼食後、そこから40マイル先のベントン・シティというところに行き、Kionaというワイナリーに行きました。実は、Kionaは私のお気に入りのワインで、時々お土産にここのワインを持って行きます。ついに来ることができました。建物は、民家を改造してテイスティングルームにしているような感じです。完全に味で勝負なのでしょう。数々のコンクールで賞を受賞しているそうです。当然全ての種類を試飲。どれもおいしいですが、カベルネとシャルドネが気に入ったので、2本購入。そして、最後に行ったのが、来た道を15マイル戻ったところにあるHogue Cellars。ここは、大手のワインメーカーで、よくお店で見かける赤いラベルで縦にHogueと書かれているワインを作っているところです。ここでは、この場所でしか売っていないというジェネシス・サンジョベーゼというワインを購入。4軒まわって全部で5本も購入してしまいました。でもいろいろワインを飲み比べられて充実した1日でした。
 Thursday, 15 September,2005   エル・ガウチョ(ベル・タウン)
パイク・プレース・マーケットよりも北からシアトルセンターまでの辺りの地域をベル・タウンといいます。この辺りは、素敵なレストランやパブ等があって若者に人気の地域です。1st Ave.沿いにあるステーキレストランのエル・ガウチョは、超高級ステーキのレストランで有名です。28日間熟成の100%アンガス・ビーフを使用しているとか。イチロー選手も現れるそうで、一流の方々の社交の場でもあるそうです。それならば私も顔を出す必要がある(爆)と思い、職場の独身貴族4人で結成した”$100s CLUB”でエル・ガウチョに向かいました。これは、金に糸目をつけず食べたい物を食べ、飲みたいものを飲んで1人$100を超えようという恐ろしい企画です。妻帯者には、叱られそうな企画ですが、やってしまいました。写真左前は、極上のヒレ肉のシャトーブリアン。そして右前は、最高のステーキ肉のニューヨークステーキ。それに前菜に牡蠣、えび、そして高級ワインを3本空け、ビールにデザートをつけると飲みすぎ、食べすぎで気持ち悪いくらい。シャトーブリアンは、非常にやわらかくジューシーで脂身がないので肉そのものを味わうことができます。ニューヨークステーキは、少し脂身があって油と肉汁のバランスが絶妙でした。一度、試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに1人いくらになったかというと$100は、軽く超えてしまっていました。7割増かな。恐ろしい。
 Friday, 9 September,2005   ポットラック・パーティー
本日は、職場の同僚のマークさんの家でBBQパーティーです。それに伴って、各自何かを持ってきて欲しいとのことで、参加者各自が、ドリンクや、サラダ、デザートや自慢の一品を持ってくることになりました。
アメリカでは、こういった持ち寄りのパーティーが多く、これをポットラックといいます。ワシントン州は、外でお酒を飲むことが、法律で禁止されているので、各家庭の庭でパーティーを開くことが特に多いと思います。さて、何を持っていくかは、なかなか難しいところです。参加リストに何を持っていくかを書くのですが、だいたい面倒な人は、ドリンクやお酒、ケーキといった手を加えないものをはじめに書き込んで逃げます。その結果、ドリンクとデザートは、多すぎて余るのが常です。言っちゃなんですが、COSTCOのケーキとか持って行って済ますのは、どうかと思います。私は、未定にしておいたのですが、みんな真似して未定を書き込んでいったので、慌てて考えてタラコパスタにしました。お手軽だし、おいしいし、アメリカ人が食べたこと無いだろうから。未定だった人に相談して、協力して、何か作ってきてもらうようにしてもらいました。その結果、お好み焼き、焼きソバ、おでん、焼き鳥が揃いました。やるじゃないですか。それに奥さんの手料理を持ってくる人が数名。寿司、いなり、サラダ、サーモン丸ごと1匹。見事なものです。手間かかってますねぇ。でも、申し訳ないですが、手間かかってないタラコパスタの無くなるのは早かったです。なんならもっとたくさん持ってけば良かったかな。30数名もいると時間が過ぎるのは早いです。飲んで食べて話をして、気が付くともう9時過ぎてます。久々に大勢で楽しい時間を過ごしました。ガーデンパーティーは、良いですね。
(あまり良い写真がなかったです。)
 Tuesday, 6 September,2005   再会。そして懲りない人
昨日は、アルカトラズの後は、フィッシャーマンズワーフで、名物のブレッド・ボール・クラムチャウダーを食べたり、ロシアンヒルに行って、”世界一曲がりくねった道”として有名なロンバートストリートを車で通ってみたり、ゴールデンゲートブリッジ(写真)に行って、普通に観光を満喫しました。
夕方になって、再びサンノゼの10年前のホストファミリーの家に行きました。すると今度は、いました。10年ぶりの再会におじさんもおばさんも喜んでくれました。2人とも連休中は、レイク・タホにバケーションに行っていたそうです。疲れているにもかかわらず、快く招き入れてくれ10年前から新しく変わったキッチンを披露してくれたり、子供達の近況を教えてくれました。一番下の8歳だった子が、18歳の高校生になっていて、唯一会うことができました。「憶えてる?」と聞くと「憶えてるよ。僕に帽子くれたよね?」と言ってくれたので、感激しました。あんなに小さかったのに憶えてくれていたんだって。これからは、連絡を取り合っていこうと思います。
そして、今日はシアトルに帰る日です。10:00の便で帰るということで、2時間前に空港に向けて出発、1時間前に到着という余裕を持った行動をしたはずが、思った以上に渋滞です。にもかかわらず、2回も道を間違えてしまいました。そしてガソリンスタンドを探して満タンにしてレンタカーを返却。空港に到着すると9:50です。出発10分前です。チェックインカウンターは、2人しかいなくて、みんな順番待ちで並んでます。全然番がまわってこないので段々腹が立ってきました。そしてやっと番が来るともう10:00です。もちろんアメリカ的クレーム大作戦です。「ここで順番待ちして20分以上も待ってたら、飛行機乗り損なったじゃないですか!」と、ウソにもかかわらず、ものすごい剣幕でまくし立てると、意外にもあっさりと2時間後の便を追加料金無しで、用意してくれました。めでたしめでたし。でも14:30に約束があったので、約束は、1時間遅らしてもらったんですけどね。まあまあ、無事帰ってこれてよかったです。それにしても自分ながら懲りない人ですねぇ。反省しろよ。
 Monday, 5 September,2005   アルカトラズ
アルカトラズ島は、フィッシャーマンズワーフから3キロ程の所に見える島です。ここに行くには、ピア41のブルー&ゴールド フリートでのチケットを購入して行かなければなりません。非常に人気のツアーです。売り場に行くと”次のツアーチケットは、明日のチケットから”と書かれています。知らんぷりして並んで、カウンターに行くと当然「売り切れ」だと言われます。「明日は、もう帰るから何とかしてよ。」と、ゴネると”STAND BY”という待機チケットを用意してくれました。これは、待機してると船に余裕があれば乗せてもらえるというものです。そして待機していたら直ぐ乗せてもらえました。(こっちの方が時間拘束が無くて良かったくらいです。)
さて、アルカトラズ島は、1800年代には南北戦争を始めとして要塞としての役割を発揮、その後1963年までの29年間、連邦刑務所であり、”ザ・ロック”とか”デビルズアイランド”と呼ばれていたそうです。映画「ザ・ロック」で有名な島でもあります。マフィアのボスであったアル・カポネも収監されていました。フィッシャーマンズ・ワーフからもすぐなので逃げようと思えば逃げられるんじゃないかとも思えるのですが、島を取り巻く潮流がかなり早く水温も低いため、脱出は不可能だったそうです。その後は、インディアンの占拠等もありましたが、現在は、ゴールデンゲート国立公園の一部でもあり、最も都会に近い国立公園として知られています。35分間の録音テープによる牢獄ツアーでは、実際にアル・カポネが収監されていた独房も見られます。パークレンジャーによる独房の施錠システムの実演等もあります。また、「ザ・ロック」でも登場した灯台等も含め、ゆっくり見ても3時間ぐらいあれば充分観光できます。10年前に行きたいと思っていたけれど予約とか時間とか気にして結局行かなかったのですが、ついに行くことが出来て良かったです。めでたしめでたし。
 Sunday, 4 September,2005   ナパ・バレー(ワインカントリー)
カリフォルニアといえば、地中海性気候でしたよね?そうです。ぶどうがたくさん実る地域なのです。そしてアメリカでワイン生産が最も多い地域です。その中心は、サンフランシスコの北東に車で約1時間のナパ、ソノマといったワインカントリーと呼ばれる地域です。本日向かったのは、そのナパ・バレーです。ナパに着いてまず行ったのが、ワイン・トレイン乗り場。電車で食事をしながらワイナリーを駆け抜けるツアーです。でも、ワイナリーは、1軒しか寄らないということで、車でワイナリーのたくさんある州道29号を巡ることにしました。まず行ったのは、ドメイン・シャンドン・ワイナリー(写真)。ここは、スパークリングワインが有名です。もちろんテイスティング(有料)は、スバークリングです。そしてワイングラスがお土産になります。そこにあるレストランで昼食。おいしいですが、結構いい値段します。そのあとワイナリーの見学。その次に行ったのが、ロバート・モンダビ・ワイナリー。ここは、建物の入り口が素敵です。中庭があってみんな試飲をしたりしています。そして次に向かったのが、ニーバウムコッポラ・エステート・ワイナリー。映画監督フランシス・コッポラのプロディースということでお客さんもたくさんです。ここも試飲後のグラスは持って帰れます。そして最後に行ったのがスターリング・ビンヤード。ここは、まずゴンドラで丘の上にあるワイナリーに行きます。そこでワイナリーを見学しながらテイスティング。最後は、景色を眺めながらテイスティング。4軒まわって良い気分。まだまだ寄りたいところもあって1泊したい気分でしたが、そう思って帰る方が良いでしょう。他にも行きたいところもあるし...なかなか素敵なところでした。ワインが好きな人には、おすすめの場所です。
 Saturday, 3 September,2005   サンタクララ(シリコンバレー)
サンフランシスコから南に101号を35マイルほど行くと、左手にYahoo、Intel、McAfeeといったコンピュータ関連の本社が立ち並んだ地域が見えます。この辺りはサンノゼ、サンタクララ、パロアルトという11の都市によって形成されているシリコンバレーと呼ばれている地域です。私が今日用があるのは、サンタクララ、サンノゼです。まずはじめに行ったのが、サンタクララ大学。ここは、ミッション系の私立の名門大学でNBAフェニックス・サンズのスティーブ・ナッシュやマリナーズにいたランディ・ウィンの出身校でもあるそうです。10年前にはじめての海外旅行でアメリカに来て、最初に来たのがここでした。私のアメリカンライフの原点でもある場所です。ここで1ヶ月学校に通って英語等を遊学したものです。大学を見てまわると、懐かしいですね。10年前とあまり大きな変化は無いです。寮のプールが無くなったくらいです。次に向かったのが、当時のホームスティ先のホストファミリーの家。住所を忘れたのですが、家の前の通り名と通学路の記憶をたどって探すこと1時間。ついに見つけました。外観はほとんど10年前と変わってません。しかし家には誰もいません。隣の家のおばちゃんに、「隣の家は、○○さんの家ですか?」と聞くと、「そうです。」とのこと。このおばちゃんも以前会った事があるかも知れないですが、彼女いわく、朝には見かけたとのこと。とりあえずいないようなので、サンノゼを散策。何かフェスティバルやってたし。夕方もう一度行って見ましたが、いません。と、いうことでホストファミリーには会えずじまい。諦めてサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフに行って夕飯を食べました。今日は、観光らしくない観光でした。残念ながらホストファミリーには会えなかったし。
 Friday, 2 September,2005   トレジャー・アイランド
9月の第一月曜日は、レイバー・デーといって祝日になります。労働者を称える日ですが、アメリカでは、夏の終わりの3連休といった意味合いが強いようです。そういうことで、多くの人が、最後のバケーションを楽しみます。
私も金曜の夜から出かけることにしました。18時まで仕事をし、慌てて準備をして、空港に行きました。20:35発のアラスカ・エアライン412便にてオークランドに向かいました。何故、オークランドかというと直ぐ近くのサンフランシスコに行きたかったからです。どちらの空港からもサンフランシスコのダウンタウンには、それ程距離も変わらないのに飛行機代が$100違うからです。そりゃ安い方が良いでしょう。ちなみに、飛行機は、右側の窓際に座ると到着直前に見事な夜景が見えます。22:35到着。空港レンタカーで車を用意してもらいます。夜のレンタカー屋は良いです。順番待ちが長いですが、一番安い車を頼んでも車が出払っていて料金そのままで、アップグレードしてくれることがよくあります。今回もそうでした、でも車で店を出ると直ぐに左後方のノイズに気が付きました。直ぐに戻って車を見ると左の後輪がパンクしてました。またもや順番待ちをして店員に言うと「何処走ったの?」といわれたので、「もともとパンクしてたんだよ。」と、言い返して新しい車を用意してもらいました。今度はばっちり。アップグレードだし。でも、時間は、午前0時を過ぎていました。それから、車でサンフランシスコに向かいます。880号、80号と行って、$3の料金所を通り、サンフランシスコ湾のベイブリッジを渡ります。その途中にあるのが、トレジャーアイランド。ベイブリッジとサンフランシスコのビル群の見事な夜景の見える場所です。10年ぶりに来ました。しかも3度目。
何度来ても良い景色です。サンフランシスコで1番好きなところです。それからホテルに到着したのが1時。お疲れ様でした。
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パイクプレースマーケット スターバックス1号店 海辺の公園

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