|
|
|
| 4342 GREEN IS BEAUTIFUL / GRANT GREEN |
|
|
６０年代のグリーンを知るものは、７０年代の「豹変」或いは「とち狂った」ような変わりぶりに唖然とするむきもあるだろう。先年LIVE
AT CLUB MOZANBIQUEが出され聴かれた方もあろうと思うが、６０年代の泥臭い或いは長閑なギターを聴いていた耳には、驚嘆するか端から無視されたかの何れかだと思うが、本作GREEN
IS BEAUTIFULはグリーンのこのファンキー・ロック路線の趨りなのかもしれない。曲目をみてもポップス系の耳あたりの良いのが入って、軽くモードチェンジしたか？という程度に受け止められるだろうが、冒頭飾るAIN'T
IT FUNKYなどは、LIVE AT CLUB MOZANBIQUEの前哨戦かというファンクな狂い咲き。リズムを刻むグリーンとオルガンにフェンダー・ベースが醸し出す６０年代とは異種異体なサウンドは心地よいと言えば心地よいし、こんなのグリーンじゃないと言われればそれまで。
バカラックのI'LL NEVER FALL IN LOVE AGAINの坦々とした歌わせ方には、嘗てのグリーンの面影を残し、これ１曲の為に聴いてもいいかなという気にもさせるから、まあ棄てたもんじゃない。 |
BLUE MITCHELL-tp CLAUDE BARTEE-ts EMANUEL RIGGINDS-org EARL NEAL CREQUE-org
GRANT GREEN-g JIMMY LEWIS-fb IDRIS MUHAMMAD-ds CANDIDO CAMERO-cong RICHARD
LENDRUM-bong
Jan 30 1970
SIDE 1
1.AIN'T IT FUNKY NOW 2.A DAY IN THE LIFE
SIDE 2
1.THE WINDJAMMER 2.I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN 3,DRACULA |
|
|
|
|
|
|
