作用点 | (心室)固有筋のNaチャネル。
(心室)固有筋のKチャネル。 |
作用機序 | Naチャネル抑制により、Naの流入を抑えるのでNaによる興奮の立ち上がりを遅らせる事で、房室伝導を抑制する。
また、Kチャネルも抑制するので、Kの再分極が遅れ、不応期が延長する。 |
作用点 | (心室)固有筋のNaチャネル。
(心室)固有筋のKチャネル。 |
作用機序 | Naチャネルを抑制する事により、Na流入を抑制し、Naによる興奮の立ち上がりを遅らせ房室伝導を抑制する。
また、Kチャネルの開口率を上げる事で、再分極が早く起こり、不応期は短縮する。 |
作用点 | (心室)固有筋のNaチャネル。 |
作用機序 | Naチャネルを抑制し、Naの流入を抑制する事で、Naによる興奮の立ち上がりを遅らせ房室伝導を抑制する。
不応期は変わらない。 |
作用点 | 特殊心筋(洞房結節など)のβ1受容体。 |
作用機序 | β1受容体を遮断する事でNEの結合を抑制し、アデニル酸シクラーゼ(AC)の活性を抑制。
それにより、cAMP濃度は上がらず、プロテインキナーゼA(PKA)の活性が抑制されるので、 Ca流入が減少し、Caによる立ち上がりを遅らせる事で心機能を抑制する。 |
作用点 | (心室)固有筋のKチャネル。 |
作用機序 | Kチャネルを抑制する事により、Kの流出を遅らせるので、再分極が遅れる。
それにより、不応期が延長される(QT延長)。房室伝導の抑制。 |
作用点 | 特殊心筋(房室結節など)のL型Caチャネル。 |
作用機序 | L型Caチャネルを抑制する事により、細胞内へのCa流入を抑制し、Caによる立ち上がりを遅らせる事で
房室伝導を抑制する。 |