ジギタリス
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ジゴキシン・ジギトキシン
ジギタリスには、強心薬としての働きと、抗不整脈薬としての働きがある。
強心薬
★作用点
Ｎａ・Ｋ−ＡＴＰase
★作用機序
Ｎａ・Ｋ−ＡＴＰaseを阻害する事により、細胞内のＮａ濃度が高くなる。
阻害されたＮａ・Ｋ−ＡＴＰaseではＮａを細胞外へ出せないため、代わりにＮａ・Ｃａ−exchangerが動き出し、
Ｎａは細胞外へ、Ｃａは細胞内へと運ばれる。すると、細胞内Ｃａ濃度が上昇する為、筋収縮が起こり、強心作用を示す。
抗不整脈
★作用点
ＡＶnode(房室結節)
★作用機序
副交感神経を興奮させ、Achを放出させる事で、心機能を抑制する。
＊低K血症・高Ｃａ血症で作用が増強され、ジギタリス中毒を生じる。
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