@1日1回投与のものを選ぶ
A低用量から始める B副作用を抑え、効果を高めるために降圧薬を組み合わせた併用療法を行う C投与した降圧薬に効果が見られない場合、作用機序の異なる降圧薬に変更 |
作用点 | 血管平滑筋のL型電位依存性Caチャネル |
作用機序 | Caチャネル遮断により、細胞内へのCa流入を抑制。
それにより、血管が拡張し降圧作用を示す。 |
禁忌 | 妊婦 |
作用点 | アンギオテンシン変換酵素(ACE)
キニナーゼU(ACEと同一酵素) |
作用機序 | ★ACE阻害により、アンギオテンシンTがアンギオテンシンUになるのを抑制するので、降圧作用を示す。
★キニナーゼU阻害により、ブラジキニン(血管拡張物質)の代謝が抑制され、ブラジキニンが蓄積されるので降圧作用を示す。 ◆副作用:空咳・味覚障害 |
作用点 | アンギオテンシンU受容体サブタイプのAT1受容体 |
作用機序 | AT1受容体を遮断する事により、アンギオテンシンUが結合するのを阻害し降圧作用を示す。 |
作用点 | 遠位尿細管のNa,Cl共輸送体 |
作用機序 | 遠位尿細管のNa,Cl共輸送体に作用し、Na再吸収を抑制することで利尿作用を示す。
それにより、血流量を減らし降圧作用を示す。 |
作用点 | 腎尿細管ヘンレループ上行脚の尿細管側に存在するNa,K,Cl共輸送体 |
作用機序 | ヘンレループ上行脚のNa,K,Cl共輸送体に作用し、Na再吸収を抑制し強力な利尿作用を示す。
それにより、血流量を減らし降圧作用を示す。 |
作用点 | ★スピロノラクトン:皮質部集合管のアルドステロン受容体
★トリアムテレン:アルドステロン非感受性部 |
作用機序 | スピロノラクトン:アルドステロンによってNa,K-ATPaceが活性化されるのを抑制して、Na利尿効果を示す。
HやMgやKの排泄は抑制される。 |