湯けむりビンビン物語(中編)
一樹・・・麻奈の人格が入っている。
麻奈・・・一樹の人格が入っている。
浴衣に着替えた4人は部屋を出て、大浴場のある1階に下りた。
麻奈:「残念ね、和夫。女性の裸が見られなくて。」
和夫:「別にいいのさ。俺には伊代がいるからな。」
麻奈:「じゃあ、わたしが伊代の体をじっくりと観察してあげるね。」
一樹:「な、何言ってるの・・んだよ。観察なんかしなくていいんだよ。」
麻奈:「あら、いいじゃない。女どうしだもん。」
麻奈は、ニヤニヤしながら一樹に言い返した。
一樹:「そ、そりゃそうだけど・・・伊代。麻奈には気をつけろよ。」
伊代:「気をつけろって・・・そうね。あなた達に覗かれないように気をつけるわ。ねっ、麻奈。」
麻奈:「うん。一樹ったら、さっき部屋で女湯覗こうかなって言ってたから気をつけないとね。」
一樹:「なっ、それはあんたが・・じゃなくて・・俺が言ったんだっけ。」
麻奈:「そうよ。あなたが言ったんだから。」
和夫:「一樹はヤラシイからな。その点俺は健全だよ。人畜無害。安心してくれて結構さっ!」
伊代:「その言葉がすごく怪しいよ。」
麻奈:「そうそう、男はみんなイヤラシイんだから。ねぇ、伊代っ。」
伊代:「うん。」
そんな会話をしながら、4人は大浴場の入り口に辿り着いた。
麻奈:「それじゃ、ここから別々だからね。ゆっくりとしてきていいわよ。」
麻奈はうれしそうにそう言った。
一樹はギロッと麻奈をにらみつけた。
その目線に気付いた麻奈は、
麻奈:「さ、行きましょう。」
と言って、伊代の背中を押し暖簾をくぐっていった。
一樹:「・・・後で覚えてらっしゃい・・・」
和夫:「ん?なんか言ったか。」
一樹:「い、いや。なんでもないよ。俺達も行こうか。」
暖簾をくぐった一樹は、その光景に思わずうつむいてしまった。
こんなに大勢の男性の裸を見るのは生まれて初めてのこと。
目線をどこに持っていけばいいのか分からなかった。
和夫:「おい一樹。何してるのさ。早く入ろうぜ。」
一樹:「あ、ああ。すぐに行くから先に行っててくれ。」
一樹は出来るだけ周りを見ないようにして、浴衣を脱いだ。
タオルで胸を隠そうとしたが、いつもの膨らみはなく、その代わりに下半身に余分なものがついている。
一樹:「は、はずかしい・・・」
そうつぶやき、前を隠した一樹は、うつむきながら温泉へのドアを開いた・・・
一方、麻奈のほうは・・・
目の前に広がる楽園に目がくぎ付けになっていた。
特に若いお姉さんやコギャルの姿を見て、よだれをたらしている。
伊代:「麻奈ったら、早く脱いで温泉に入ろうよ。」
ふと我に返った麻奈は、
麻奈:「う、うん。すぐに行くから。」
そう言って浴衣を脱ぎ始めた。
麻奈:「へへっ。やっぱり麻奈のスタイルはいいよな。俺の女だけのことはあるぜ。まわりの女も綺麗だけど、麻奈にはかなわないぜ。」
後ろに手を回して、ブラジャーのホックを外す。
一樹の体ならこれほど後ろまで手が回らないのだが、麻奈の体なら難なく手が届く。
麻奈:「女の体ってこんなに柔らかいのか。」
感心しながらブラジャーを外した。
形のいい乳房がプルンと現れ、肩に重みを感じる。
麻奈:「これこれ、これが麻奈の胸だ。柔らかいんだよな。この胸が。」
そう言って、両手で下から持ち上げる。
麻奈:「へえ、胸ってこんなに重く感じるんだ・・・」
次にパンティに手をかける。
ゆっくりと下にずらすと、綺麗に手入れされた股間が現れた。
するするっと足首までパンティをずらし、片足ずつ足を抜く。
くるっと丸まったパンティを籠の中に入れた麻奈は、タオルを持って大きな鏡の前に立った。
そこにはウェストがくびれ、すらっとした細い足をした麻奈の裸体がある。
麻奈:「やっぱり綺麗だ・・・」
思わずそのスタイルに見とれてしまう。
麻奈:「おっと!お楽しみはこれからさ。」
そうつぶやいた麻奈は、タオルで胸を隠しながら伊代のいる湯船に向かった・・・
男湯では・・・
和夫:「気持ちいいよな。温泉は。」
一樹は、和夫とならんで温泉に浸かっていた。
大きなガラス窓には綺麗な山々が見えて、絶景である。
和夫:「あのさ、麻奈ってすごくかわいいよな。」
一樹:「な、なんだよ。いきなり。」
自分の事を言われた一樹(麻奈)は、思わず赤面してしまった。
和夫:「何でおまえが赤くなるんだよ。」
一樹:「い、いや。結構ここのお湯、熱くてさ。」
和夫:「そうかぁ、ぬるいぞ、この温泉。」
一樹「いや、熱いと思う。」
和夫:「まあいいや、一樹さ、麻奈のこと愛してるのか?」
一樹:「そ、そんな事急に言われても・・・」
和夫:「そうだよなあ。でも俺だったら麻奈が彼女なら絶対結婚するけどな。」
一樹:「そ、そうなのか。」
一樹の顔が更に赤くなる。
和夫:「だってさ、あんなに綺麗な女性はめったにいないぜ。おまえだってそう思うだろ。」
自分の事をどう答えて言いか分からず、うやむやな返事をしてしまう。
和夫:「絶対に分かれるなよ。麻奈だっておまえの事をすごく好きだと思うからさ。」
一樹:「あ、ああ。分かったよ。」
和夫:「ほんとに分かっているのかよ!」
そう言って、一樹の息子をピンとはじいた。
一樹:「あんっ!」
和夫:「ハハッ!なに女みたいな声だしてんだよ。おまえらしくないな。」
一樹:「き、急にそんなことするから・・・」
和夫:「ったく・・・おまえ、今日ちょっとおかしいぞ。いつもの一樹らしくないな。そろそろ上がって体を洗い流そうぜ。」
一樹:「そ、そうだな。でも先に行っててくれ。もう少し浸かってから行くよ。」
和夫:「そうか。あんまり長く浸かっているとのぼせるぞ。」
一樹:「ああ、すぐ上がるから。」
和夫はタオルを肩にかけて、シャワーのあるほうに歩いていった。
一樹も早く湯船から上がりたかったのだが、さっき和夫に息子をはじかれたせいで思わず大きくなってしまっていた・・・・
一樹:「もう、早く元通りにならないのかしら・・・」
女湯では・・・
伊代:「遅かったね、麻奈。」
麻奈:「うん、ちょっとトイレに行ってたの。」
伊代:「そう、すごく気持ちいいね。この温泉。」
麻奈:「うん、とってもいい気持ち・・・」
麻奈は皮膚から伝わる温泉のぬくもりを体中で感じていた。
麻奈:「女の体ってこんな感じなのか・・・」
麻奈(一樹)は幸せを噛締めていた。
ふと目を横に向けると、泡風呂がある。
麻奈:「ねえ、伊代。泡風呂に入ろうよ。」
伊代:「んんっ、いいよ。」
二人は湯船から上がり、泡風呂に浸かった。
1mほどの深さのある湯船には、何本もの穴が開いており、そこから勢いよく泡が吹き出している。
麻奈:「うわぁ。すごい泡だね。」
伊代:「うん。わたしよく肩が凝るから、ノズルを肩に当てると気持ちいいんだよ。」
麻奈:「そうなんだ・・・」
麻奈は少し離れたところのノズルに近づいた。
そして、胸の高さにちょうどノズルが来るようにかがみこんだ。
麻奈:「んんっ!これはっ・・・」
胸の突起を目がけて、ノズルから泡が勢いよく噴射する。
背筋がゾクゾクッとして、鳥肌が立ってしまう。
麻奈:「ああっ・・・すごくきもちいい・・・」
麻奈は思わず両手で胸を寄せて、両胸の突起をノズルに近づけた。
細かい泡が両胸の突起を激しく刺激する。
麻奈:「んあっ・・・あっ・・・やっ・・・いい・・・これは・・・すごく・・とろけそうだ・・・」
顔をしかめ、上ずった声を出しながら快感に酔いしれている。
麻奈:「こんなに・・・気持ちいいなんて・・・この体は・・・んん・・」
伊代:「麻奈。もう上がるよ。」
伊代の声にドキッとした麻奈は、
麻奈:「あ、うん。わたしも上がるよ。」
とっさにそう答えた・・・
男湯では・・・
シャワーの前で椅子に座った二人は、頭と体を洗い始めた。
一樹は、先に洗い始めていた和夫から少し離れた場所で体を洗っている。
一樹:「男のコレってすぐに小さくなるんだ・・・」
タオルにボディシャンプーをつけ、体を洗いながらまじまじと見てみた。
一樹:「コレって擦ったら気持ちいいのかな・・・」
少し好奇心が出た一樹(麻奈)は、右手にボディシャンプーを塗り、周りに気付かれないようにそっと息子を刺激し始めた。
一樹:「んんっ。なんかきもちいい・・・」
何度か上下に手を動かしてみると、すぐに大きくなった。
少しきつく握り、手を動かしてみる。
一樹:「すごく大きくなっちゃった・・・ああっ・・・これってすごくいいっ!」
体を前かがみにしながら、右手を激しく上下に動かす。
一樹:「んんっ・・・・男の体ってこんな感じなの・・・」
これが自分の体なんだと想像すると、ものすごく欲情する。
一樹:「あっ、なにこれっ・・・なんか出てきそう・・・んんっ・・・すごいよ・・・あっ!」
息子の口から勢いよく液体が発射された。
その瞬間の気持ちよさに、一樹は思わず椅子から滑り落ちてしまった。
一樹:「キャッ!」
とっさの出来事に、おもわず女言葉がでてしまった。
和夫:「ハハハッ!一樹。何尻餅ついてんだよ。ドンクサイ奴だな。」
一樹:「ハハハ・・・」
お尻を擦りながら苦笑いをして、椅子に腰掛ける。
目の前の鏡には、息子から飛び出た液体がついたいた。
一樹:「わたし・・男の体でイッちゃたんだ・・・」
一樹は、初めての体験に驚きと感動を隠しながら鏡を綺麗に拭いた・・・
女湯では・・・
シャワーの前に並んで腰をおろした二人は、体を洗い始めた。
麻奈:「ねえ、伊代。体の洗いあいっこしようよ。」
伊代:「ええ〜、いいよ別に。自分で洗えるし。」
麻奈:「いいじゃない。こんなとこ来た時くらいしかできないよ。」
伊代:「う〜ん・・・」
麻奈:「ねっ!こっちに背中向けてよ。」
伊代:「うん、わかった。」
伊代は麻奈に背中を向けた。
麻奈はニヤッと笑い、両手にボディシャンプーを大量につけた。
麻奈:「上から洗うから。」
そう言って、伊代の両肩に手を乗せ、やさしくマッサージするようにさすり始めた。
伊代:「やんっ!くすぐったいよ。」
麻奈:「いいからいいから、マッサージみたいでしょ。」
麻奈の両手がゆっくりと背中を下に移動する。
そして、両脇から前に進み、伊代の胸を擦りだした。
伊代:「ちょ、ちょっと!前はいいから。」
麻奈:「いいの!全部綺麗にしてあげる!」
麻奈は伊予の背中に体を密着させ、両手は胸を揉んでいる。
胸の突起を指の腹ではじくようにさする。
伊代:「んっ・・・・麻奈・・・もういいよ・・・きれいになったから・・・」
麻奈:「まだダメッ!」
麻奈の手は、次第に胸からお腹に折り始める。
伊代は周りの目が気になったが、麻奈が好意でしてくれているので、もうしばらくおとなしくすることにした。
麻奈の両手は伊代のお腹を擦った後、更に下に降りて、今度は両太ももの内側をやさしく擦り始めた。
伊代:「・・・・ぁ・・・ぁ・・・・」
麻奈の手の動きに、体が感じ始めている。
麻奈は指を立てて、太ももを前後になぞっている。
伊代:「ぅ・・・・ぁん・・・・はぁ・・・はぁ・・・・」
伊代の息づかいが少し荒くなり始めた。
麻奈:「どう、気持ちいいでしょ。」
伊代:「・・・うん・・・・」
麻奈:「ここも綺麗にしておかないとね。」
麻奈の右手が伊代の股間にさしかかる。
すると、指がヌルッと中に吸い込まれた。
伊代:「あんっ・・・・あっ・・・ああっ・・・・」
麻奈:「確かここを刺激すると綺麗になるんじゃなかったかな。」
麻奈は、伊代の感じるところを執拗に攻め始めた。
ボディシャンプーとは明らかに違う粘りが股間の間からしたたっている。
麻奈:「気持ちいいでしょ。温泉でこんなことするなんて刺激的よね。和夫が見たら、きっと襲い掛かってくるよ。」
伊代:「ああんっ・・・そんなこと・・・んっ・・・言わないでよ・・・・」
伊代は体をビクッ、ビクッと震わせながら、必死に耐えている。
伊代:「はあっ・・・はあっ・・・もう・・変に思われるから・・・やめようよ・・・」
麻奈:「いいの。止めちゃっても。」
伊代:「いいから・・・ねっ・・・あんっ・・・」
麻奈:「そう・・・」
麻奈は伊代の股間から手を抜いた。
伊代:「はあ・・はあ・・・麻奈ったらイタズラしすぎだよ。」
麻奈:「でもスリルがあったでしょ。」
伊代:「そう言う問題じゃないと思うんだけど。」
二人は前に向きなおした。
伊代は頭にシャンプーを付けてあわ立てたあと、 シャワーを使ってゆすぎ始めた。
麻奈は前かがみになって髪の毛をゆすいでいる伊代を見て、にやりと笑い、又右手にボディシャンプーを大量につけた。
そして、椅子に座っている伊代のお尻の谷間から強引に右手を滑り込ませた。
伊代:「!!!っ」
伊代の体がビクンと震えた。
お尻の谷間から滑り込ませた右手の指は、前まで出てきている。
麻奈は、その指で伊代の感じる部分を擦り始めた。
伊代の髪の毛をゆすいでいる手が止まってしまった。
伊代:「あっ、あっ、んあっ・・・・はぁ・・・んぐっ・・・」
シャワーの向こうから伊代の喘ぎ声が聞こえてくる。
麻奈はグニグニと股間を責めつづけた。
伊代:「やっ・・ダメッ・・・そ・・そんなにはげしく・・あっ・・・あっ・・・んん・・・ああっ・・・」
伊代は足を閉じてかかとを上げ、つま先だけ床につけている。
伊代:「あ、あ、あ、やっ、す・・すご・・・んんっ・・・ああ・・・ああ・あああああっ!」
声を殺しながら、伊代は最後までイッてしまった。
つづく