久住山
標高1,787m 大分の名峰で日本百名山です

九重連山の久住山?何とも不思議な名前である
九重は「ここのえ」で久住は「くじゅう」と読むそうです

元々この地域の名称としては九重と久住の2通りの地名があり
山群の北麓に九重町!山群の南麓に久住町!
特定の表記が地域全体を現す表記になるところから色々と問題が発生したが

落ち着いた表記が
火山群や地域全体を指す場合に「九重連山」と呼ぶ
九重連山の主峰である単独の山をさす場合に「久住山」と呼ぶ

そんなことどうでもよろしいのですが一応気になったもので・・・・・・・・・

平成19年11月7日晩秋の久住山に登りましたので報告します


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大船山登山口 三俣山山麓登山道の紅葉 登山道を埋め尽くす紅葉
大船山登山口道標です。湿原を進みミヤマキリシマで有名な大船山山頂はここから行きます スタート地点長者原に向かう登山道は三俣山を回りこむ登山道を採用!紅葉は終わりの状態 紅葉散り、落ち葉が登山道を覆い尽くす光景。樹木の紅葉と登山道の紅葉いすれも綺麗です
坊がつるキャンプ場道標 右前方に小さくキャンプ場見ゆ 大船山一帯の山麓の紅葉
三俣山山麓を回り込みながら歩く登山道の途中に坊がつるキャンプ場への道標がぽつねんと! 右前方にキャンプ場が望めます。ここが九重連山をこよなく愛する登山愛好家の起点になります 大船山(1,786.2m)の一部をアップ!紅葉は上には無く下方に下方に移動して来ているようです
道なき道のガラバ登山道 諏蛾守峠の三俣山登山口 諏蛾守峠のシェルター
道がありません。結構な標高差を急激な傾斜で登る登山道ですが、道が分かりません! 悪戦苦闘!ガラバを乗り越えるとそこが諏蛾守峠です。ここが三俣山(1,744.7m)登山口です 九重連山は火山地帯!周囲に非難場所皆無!噴火と落雷対応シェルターは不気味に写ります
アセビの群生 歩きにくい登山道 三俣山山麓の紅葉T
諏蛾守越ルートは痩せ地で樹木等皆無!
そんな中にあって低木のアセビだけが群生
歩きにくい登山道!よく滑り歩くスピードが遅くなります。チェーンかアイゼンが必要と感じる 三俣山と諏蛾守越登山道が深い谷を形成し
、谷底には晩秋の紅葉を眺めることができます
長者原から久住山を望む 長者原レストラン 九重連山説明板
道を間違い、夢大橋方面に出てしまった失敗!
そのお陰で間道からの九重連山撮影に成功
早朝は閑散菜イメージなれど、午後は観光客で溢れかえる光景になることでしょう(紅葉見物) 九重連山の山々の位置が明示されています
3D表示で登山内容が確認でき安心します
久 住 登 山(平成19年11月7日登山)
雨ヶ池T 雨ヶ池U ハードな登山も終点長者原に
高山植物で有名な雨ヶ池です。三俣山と指山の狭間一帯に展開しています 枯れすすきと山麓一帯の紅葉の織り成す
晩秋の景色!この景色もすばらしい景色です
長者原〜諏蛾守峠〜久住山〜法華院〜坊がつる〜三俣山山麓〜雨ヶ池〜長者原と歩く

‘ざっそう’君の久住山登山
長者原を起点にスタートしました
長者原湿原経由諏蛾守越ルートを選択

行けども行けども人っ子一人会う事の無い登山です
左に指山を過ぎ三股山を望みつつ一人黙々と登り続けます

ところが、諏蛾守峠手前にくると後から登山者が数組登ってきます
うーん?何処から登ってきたのか?しかも普通のおじさんおばさんなのに元気がある!

後で分かったことですが「長者原」から登るルートと「牧の戸」から登るルートがあるようです
長者原から頂上までの標高差は約800mありますが、牧の戸からは400mしかないそうです

後続の登山者は牧の戸からスタートしており、諏蛾守峠まではほとんど高度を稼いでいないのです
だから元気があったのでしょう!

しかし、日本百名山の久住山登山標高差が400mとは余りにも情けないとは思いませんか!
どんなにきつくても日本百名山には百名山なりの登り方があると思う‘ざっそう’君です
こんな風に考える‘ざっそう’君は古風な山キチなのかも分かりません・・・

紅葉の下方移動T 紅葉の下方移動U 紅葉の下方移動V
三俣山山麓の紅葉も標高1,300m以上は終わり、標高1,000m付近の紅葉が綺麗になっています 指山(1,449m)の山麓です。紅葉が下方に移動している情景がはっきりと分かります 急激なスピードで下方に下りてきている紅葉
逆光でなければすばらしい写真が撮れたのでは
法華院山荘正面玄関 法華院山荘正面の看板 坊がつる一帯の湿原
登山者の利用でにぎわう山荘です
ここまでくる観光客の多くは登山者でしょう
今回は山荘裏側からやってきましたが、坊がつる方面から来ると山荘正面玄関に辿り着きます 坊がつる賛歌で有名な坊がつるの晩秋光景
夏は高山植物のメッカに生まれ変わります
法華院温泉真上の超ガラバ 坊がつる湿原が望める 前方に法華院温泉山荘出現
平坦な道から急に超ガラバの道に差し掛かります。急勾配の道?を一歩一歩慎重に進みます 超ガラバは登りも危険ですが、下りは更に危険です。足を踏み外さないように注意して下ります 超ガラバを進んでいくと前方に法華院温泉山荘が見えてきましたがガラバ登山道は続きます
久住分かれから三俣山を望む 久住山々頂 法華院温泉に向かって
久住分かれから後方を望むと硫黄山の不気味さと三俣山の縦列状態山容が望めます 久住山山頂は絶景ですが、何も無い山頂です。
荒天時は大変危険な情景に豹変するでしょう
久住分かれから法華院に向かって歩を進めます
ゴマドウ岩の横をもくもく歩き続けます
三股山を背景に記念撮影 諏蛾守峠から久住分かれ方面を 不気味な硫黄山
シエルター前で記念撮影する‘ざっそう’君 諏蛾守峠から久住山ルートを望みます 不気味な硫黄山を横目に進みます
危険な岩山奥に硫黄山出現 落石危険地帯の連続 諏蛾守越の超ガラバ登山道
右側山を意識しつつ歩く前方に不気味な硫黄谷が出現します。一人歩きの景色には嫌な景色 落石危険帯はまだまだ続きます。初めての登山で勝手が分からない嫌な登山が暫く続きます いよいよ諏蛾守峠に向かって進みますが、道は写真の様な超ガラバで大変危険な登山道です
三俣山山麓の紅葉U 落石危険地帯:休むべからず 危険な岩山
真っ赤な派手さはありませんが、山全体が赤く燃えているかのようなイメージを与える紅葉群です この先落石危険性大!途中休むべからず!
とんでもない危険告知板をみて唖然とします
危険標識を意識して休まないで歩き続ける途中の右側山の状況は確かに危険な岩山の連続!
硫黄谷に続く登山道(作業道) 左手に三俣山を望む 諏蛾守越登山口
何の変哲も無い舗装道路が延々と続き
確実に高度を稼いでいく嫌な道路です
くねくねと折り曲がった道を進み後方を振り返ると、どっしりと座った三俣山がそこにありました ここから一気に高度を上げますが前日の雨で
大変滑り易く転落の危険性有る登山道
長者原湿原から久住を望むT 長者原湿原から久住を望むU 長者原湿原から久住を望むV
レストラン裏側に流れている川の奥一帯が湿原になっており、その奥に久住山が聳えています 長者原湿原は高山植物の宝庫です
来年再来し高山植物を観察したいと思います
湿原に踏み入らないよう板道が作られていますが、横桟の配置が悪く大変歩きにくい板道です

慈恩の滝
2段の滝からなる水量豊富な名爆です
滝の後ろに遊歩道があり滝の裏側を見ることができる滝としても有名です


日田市内から国道212号線に入るところを間違って直進
目的地九重に着くのは遅くなったものの、名爆「慈恩の滝」と出会いました