囲碁 - 検討モード

囲碁 検討ツール

囲碁はBSWの中で検討ツールが用意されている唯一のゲームです。実戦とは異なる手順で進行した場合はどうだったかを検証してみる手助けとなります。

Teachbuttons

情報画面中央の3つのボタンは検討モードで使用します。

  • TEACH:検討モードに入ります
  • COORD: 盤側に、各交点を特定する座標の表示あり/なしを切り替えます
  • SAVE: 枝分かれを含め、現在の状況を保存します

機能

このツールは2種類の使い方があります:
- 前に保存したゲーム(あるいは、今、終わったゲーム)を検討します
- 特定の状況を並べて検討します

状況作成

検討ツールでは、盤面を望む状況にして検討することができます。

Setzen

左図、赤枠の2つのボタンは白/黒の石を自由に盤上に置いていきます。置きたい石をクリックして置きたい場所をクリックします。

注:あなたは、実戦とは異なる手順を検討した結果、より考えられた複雑な状況を準備することができます。以下に説明します。

Markieren

これらのボタンは、状況を説明するのに石にマークをつけるのに使用します。

Beispiel

左端[A]のボタンは石に(連続した)アルファベットを付与するのに使用します。

Lchen

この2つのボタンは既に置かれている石の排除と、既に石に付与されたマークを消去するのに使用します。

直前の対局/保存された対局 検討

 もし、後日検討したいと思うなら、対局終了後に[Save]ボタンで対局内容を保管しておかなければなりません。対局内容(作成した状況)は対局者名、日付、時刻を含んだファイル名で囲碁ログサイトに保存されます。後日、保管したものを見るためには、ファイル名をチャット欄に入力してから[LOAD]ボタンをクリックします。

対局の検討では以下のように見えます。

Lehrwerkzeug

対局の再現では[SPIEL]欄に一手一手の手順が表示されます。茶色の矢印で、保存された手順を前後に動かすことができます。対局手順中の一箇所をクリックすると、その時点までの状況が盤上に再現されます。これにより、対局中に現れた別の場面にジャンプしては説明をすることができます。

 実戦の手順とは異なる進行を想定した状況を見ることもできます。

別手順の検討

Variante

赤枠のボタンは実戦とは異なるところに石を置きたいときに使用します。上記で説明したとおり、対局中の場面を行き来することができます。”>”のボタンは、実戦とは異なる出順を進めるときに使用します。これにより、異なる手順の検討が始められます。

Variante

例:左図では、保存されたゲームの手順は黒D6-白F8-黒F5・・・です。もし、白F8の場面で白D9と打った場合はどうなるかを検討したいときは、白石に”>”が描かれたボタンをクリックしてから盤上のD9をクリックします。
[VARIANTEN]欄には枝分かれした手順が表示されます。

Variante

もし、[VARIANTEN]欄の(白)D9を選択すると、その異なる手順が[SPIEL]欄に移されます。このように、それぞれの手順を切り替えてみることができます。

[EXIT]ボタンで検討モードを終了します。