オリジナルキャラクターについて
0、青春学園報道部
部活動の形態としては、新聞部と放送部を合わせたような部活。
その実体は、青学陰の権力者集団。言わば、裏番的存在。
その情報網の凄さから代々青学関係者(教師・OB含む)に恐れられている。
『報道部に逆らうべからず』は青学における暗黙の了解。
幹部の実力はある意味全国区(?)である。
最近では他校にも影響力を広げているとかいないとか。
1、片桐アリサ Arisa Katagiri
1年6組。報道部所属。男子テニス部取材担当(一応女子テニスも兼任している)。
報道部では一年代表を張っている期待の新人。
テニス部レギュラー陣とも因縁が浅くなく、部長の手塚国光とは幼馴染の間柄。不二周助とも友人である(兄が不二と友人になった縁で知り合う)。
兄は報道部部長の片桐レン。しかし七光りではなく実力は本物である。
スポーツ万能で、小学四年生までテニスをやっていた。
手塚家とは家族ぐるみの付き合いで、手塚の祖父が師範を務める道場に兄と共に通う。それが縁で手塚の祖父には結構気に入られているらしい。
父は売れっ子の報道カメラマン兼写真家。母は料理研究家で有名レストランからスカウトが来る程の料理の才能がある。どちらも業界では有名人なので、人脈も幅広い。
夢は『人間や景色に限らず、人の心に残る瞬間をフィルムに収める』こと。この夢に目覚めたことがテニスを止めた一因にもなっている。
よく他人をあだ名で呼ぶくせがある(その時の気分により呼称が変化する)。
最近は被写体の標的としてリョーマを選んだらしく、あの手この手で取材の交渉をしているようだ。
『情報に勝る武器は情報』をスローガンに諜報員並みの働きを見せることもある、ちょっとすごい女子中学生。
2、片桐レン Ren Katagiri
3年1組。手塚の幼馴染兼親友で、不二とは小学生の頃からの付き合い。
報道部のカリスマ部長。人によっては後光が射して見えるとか見えないとか・・・?
頭の回転が速く、交渉力もあり、報道部OBからも一目置かれる存在。
テニスは小学生の頃アリサのお守りを兼ねて習い始める。運動神経が良かったのでそれなりに強かったが、中学入学と同時に止めた。
もし止めないでテニス部に入っていたら充分レギュラーを狙えるだけの才能はあったらしい。
夢は新聞記者になること。
料理が得意。リョーマ曰く『先輩、記者止めてコックになった方が儲かると思うッス。』とのこと。
その、料理が縁で不動峰の橘桔平と友人になる(どうも料理人にしかわからない世界があったらしい)。
妹思いで、アリサと手塚の仲を温かく見守っている。
普段は穏やかで優しいが、キレると滅茶苦茶怖い。あの不二をして「やだな〜、キレたレンを止められる人間がこの世に存在するとでも思ってるの?」と言わしめるのだから、その恐ろしさは推して知るべし。
3、早川命 Mikoto Hayakawa
報道部二年代表で、桃城が一年の時のクラスメイト。
性格は天上天下唯我独尊な女王タイプだが、それに見合うだけの実力の持ち主。
声楽をやっていて、歌がとても上手い。周波数が特殊なのか、彼女の声は無意識の内に相手を洗脳してしまう効果があるとかないとか・・・?
氷帝に何やらコネがあるようである(というか跡部の知り合い)。
アリサの氷帝メンバー呼称の多くは発案が命だったりする。
アナウンサー志望。
アリサは彼女のことを「ミコちゃん先輩」と呼んでいる。
妙な格闘技の使い手で、それは通称「殺人空手」と呼ばれている(でも投げや関節技も使っている)。本人は通信教育のビデオで覚えた格闘技を自己流にアレンジしたと言っているが、真相は定かではない。
あの山吹中の阿久津仁を「アッ君」呼ばわりする強者。阿久津の母優紀とも親しいようだ。