子どもの頃から鉄道が大好きだった。今でも、「博多行き」「秋田行き」「松本行き」などを見るたびに、これに乗れば行けるんだなと飛び乗ってしまいたくなる。もっとも鉄道に限らなくなっているけれど……
知らぬ間に通り過ぎてしまいそうな小さな駅、いく手を阻む川をも越えてしまう鉄橋、進路を変えるポイント、雪の中も平行にどこまでも延びるレール、人生の……
いや、深い意味はないけれど、やっぱりこの先には夢がある、きっとすばらしいことがあると思ってしまう。
作品に出来るほどの技量はないけれど、これからも撮り続けたいと思う。
照内 秀一 |
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