肩こり 腰痛 自律神経失調症（不眠,便秘,生理痛など） 奈良市 生駒市 八尾市 平野 藤井寺市 柏原市
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| １、はじめに |
はじめまして。奈良王寺カイロプラクティックの喜多貴紀と申します。
２００７年９月に奈良王寺カイロプラクティックを開院させていただき、本当に多くの患者さんからお喜びの声をいただけるようになりました。おかげさまで充実した日々を送ることができております。
しかし、その一方で、世の中には体の不調にお悩みのため、良い治療方法を捜し求めている方が本当にたくさんいらっしゃるという現状を目の当たりにし、もっと自分に出来ることはないのかという思いが日に日に強くなっていきました。そこで、一人でも多くの方に手技療法の素晴らしさを知っていただければ、この現状が少しでも良い方向へと進んでいくのではないかと思い、私もこの本の執筆に携わることにさせていただきました。
この章では、ＳＬＣＡの治療方針や、治療家が日頃からどのような事を意識して治療に当たっているかなどを、私がこれまでの治療家生活の中で経験した出来事や症例を交えながら紹介させていただきたいと思います。治療院の中身を知っていただき、一人でも多くの方が健康を取り戻していただけるきっかけとなれば幸いです。
では、まず初めに私が治療家を志した経緯などからお話させていただきます。
| ２、なぜカイロプラクティックなの？ ～何も知らなかった私が惹き込まれたカイロの魅力～ |
◎カイロプラクティックとは無縁だった私
「なぜカイロプラクティックを始めたの？」
と学生時代の友人たちに会うと 必ず聞かれます。というのも、大学は法学部、卒業後に入社した前職は製造業で、つい数年前まで私は、カイロプラクティックとは何の縁もない生活を 送っていたのです。私自身、まさか自分がカイロプラクティックを仕事にすることになるなど思いもよりませんでした。お恥ずかしい話なのですが、正確に言うと「カイロプラクティック」という施術方法があることも実は知らなかったのです…。
では、そんな私がなぜカイロプラクティックの世界に進むことになったのかを少し紹介させていただきたいと思います。
◎人の喜びをダイレクトに感じることができる仕事がしたい
前職の製造業では、ＩＣ（集積回路）と呼ばれるコンピュータやデジタル機器を支える主要な科学技術に携わっており、広く世間のお役に立てる仕事でした。私自身も、世の中のためになる仕事をしているという認識はありましたし、収入もそれなりに満足いく程度いただいておりました。
しかし、日々何か物足りなさを感じ、悶々とした生活を送りながら、自分は何がしたいのかいつも考えていました。そんな中で、ある一つの気持ちが自分の中で湧いてきていることに気が付きました。
それは、「もっと人の喜びをダイレクトに感じることができる仕事をしたい」ということでした。一日中パソコンや機械に向き合いお客さんの顔が見えない仕事で、自分の仕事による成果は売上という数字でしか見えない毎日、どうしてもそこにやり甲斐を見出すことが出来なかったのです。もっと身近に人と接して、人の喜びを肌で感じることができる仕事をしたいと思うようになっていきました。
◎転機
そんなある日、普段はほとんど運動しない私の父が、年に数回の草野球の日に無理をして脚の肉離れを起こしてしまいました。そのため、父は近所の 接骨院に何度か通うことになりました。実は、このことが私の人生の大きな転機となったのです。
父が通った接骨院は大変人気があり、いつも多くの患者さんで溢れていたそうです。人気の秘密は、先生の技術が優れていることはもちろん、患者さんへの対応などが素晴らしいことにありました。
それを聞いた私は、「これかもしれない！」と直感的に何かを感じました。これまで学生の頃から色々な職業を見たり調べたりしていましたが、治療院業界というものは全く頭になく考えたこともありませんでした。しかし、自分の仕事によりその方が元気になって喜んでもらえる、そしてその喜びを一緒に感じることができる治療院業界こそが、自分の探していたものではないかとこの時、直観的に思ったのです。そして、すぐに治療院業界の事を調べ始めました。
◎カイロプラクティックってなんだろう？
調べていると、治療院業界には整骨院、鍼灸、マッサージ、整体など色々な治療法があり、その中にカイロプラクティックなるものを発見しました。
「カイロプラクティックってなんだろう…」
色々と調べていると国家資格である柔道整復師や鍼灸師よりも、民間療法であるカイロプラクティックに興味を惹かれていきました。日本では国家資格として認められてはおりませんが、アメリカなどの主要先進国では、カイロプラクティックは西洋医学に次ぐ医療として発展して色々な症状に効果を発揮しているということが書かれていたのです。それを見た私は「西洋医学以外にも凄いものがあるんだなぁ」とどんどんカイロプラクティックの魅力に惹かれていきました。
その後、具体的にカイロプラクティックのスクールなどを調べていると、 私が通うことになるＳＬＣＡのホームページにたどり着きました。そこには、 ＳＬＣＡ代表がカイロプラクティックで色々な症状を治し、さらに病院の治療では治すことが困難と言われるような症状にまで効果を発揮していると 書かれていました。また、ＳＬＣＡの付属研修所では、まだ研修中である実習生たちも、多くの患者さんを施術し、そして喜ばれているというのです。 「ここはすごい！」と、大変感銘を受けました。肩こり腰痛から自律神経の乱れや心理的な症状まで、色々な症状に効果を発揮し、本当にたくさんの患者さんに喜んでもらっているという姿がとても魅力的だったのです。カイロプラクティックなら人生をかけてチャレンジする価値がある、そしてＳＬＣ Ａなら超一流の治療家へと導いてくれると確信しました。
ただ、これまでの安定した道を捨てて新しい道へ進む、しかもカイロプラクティックという世間でもまだまだ知れ渡っていない世界に飛び込むとい うことで、周りからは「大丈夫なの？」と心配してくれる声もありました。 しかし、私自身には迷いは全くありませんでした。すぐにＳＬＣＡの入学試験を受けることになり、そして運よく合格することができました。
これが私がカイロプラクティックの治療家を志すに至った経緯です。ここから私の治療家としての道が進んでいくことになったのです。
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『３、喜んでいただきたい ～初めてこの思いが実現した瞬間～』
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