バイク百景 その1「山中湖」 (05.4.24)


山中湖から富士を望む

夏は雲に隠れたり、へーズの高い空気のフィルターがかかってしまう富士山。でも晴れる日の多い冬の寒い季節は、澄んだ空気のおかげで、まるで手を伸ばせば届きそうな、富士山の鮮明な全景が目の前に迫ります。富士五湖は都心とは温度差がありますので、遅咲きだった今年の桜が高速沿いに今が盛りでした。

山中湖には釣り客や散策客に加えて、忍野八海に富士山の湧水を求めて観光バスが押し寄せます。さらに、ライダーや日帰り旅行客に人気なのが、温泉センターの『紅富士の湯』。内湯のガラス越しにも、外の野天風呂からも、その真正面に富士山が望めて、ゆったりとくつろぐことができます。夕暮れどきには紅に染まる富士が見えることもあるのでしょう、このネーミングは。

思い立って出かけるにも東京から程よい距離にあり、ここからさらに箱根芦ノ湖へのアクセスも楽です。

テーブルから湖越しに、遮るもののない富士の全景が見えるこの喫茶店は私のお気に入りのスポット。こちら北側の湖畔は対岸とは対照的に、ショップや駐車場も少ないため、喧騒も無く静かです。やって来る客には、ハイカーや富士山を眺めに来た年配の方も。

(中央高速「八王子」から「富士吉田」まで1550円、そのまま東富士五胡道路を「山中湖」まで520円。「紅富士の湯」入浴料大人700円。2005年4月23日 カフェ・ラパンにて)



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