仕事でイギリスに出張した折り、ロンドンに一泊した。バイク乗りの知りあいが誰もいなかったので、見たままのバイク事情を主観優先でお伝えしたい。
ロンドンはあまり広くない道路が入り組んだ都市で、中心街は渋滞がひどい。その点東京と共通するものがあるのか、バイクが予想以上にたくさん走り回っていた。二輪車専用の停止線こそないが、すり抜けて先頭に出るマナー(?)は日本と同じ。白バイはホンダのVFR(たぶん750)だった。その向こうの車高の高い黒塗りの車はロンドンタクシー。
駐車スペースを見つけるのは車にとってたいへんだろうと想像する。パーキングメーターは警官が頻繁に見回って、時間オーバーや未納者は容赦なくキップを切っていた。だが、二輪専用の駐輪スペースがところどころにあり、日本車はもとより、BMWやイタ車が整然と並んでいた。
バッキンガム宮殿前をたまたまV-Maxが停ったのでパチリ。ロンドンはもう肌寒く、気温は17。C。ライダーはブーツとグローブはもちろんだが、革のズボンを履いているのが目立った。
同じバッキンガム宮殿前。ちょっと驚いたのが、自転車も車のレーンを走っている。別に違反ではないそうだが、だいたいは左端を走るのが普通だ。
カブだって活躍。郵便配達は日本と同じ赤いカブ。フードになにやら地図のようなものを貼り付けてある。(ウェストミンスター寺院前)