●汐瑠
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「シュリ君のお友達も帰ったことだし、夕食の支度でもしようかな」
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●尚也
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「いや、子供の相手もなかなか骨が折れるな…。お、今夜の夕食は魚か」
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●汐瑠 |
「ふふ、お疲れ様です。今日はいい魚が届いたので、新鮮なうちにと思って」 |
●尚也
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(………汐瑠君……) じー――。
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●汐瑠 |
(そんなに凝視されてると、やり辛いんだけどな……;) |
●和也
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「いやぁ、美味そうだ。兄ちゃんもう、お腹ペコペコだよ」
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●尚也 |
「ああ、兄さん帰ってたんですね。お帰り」 |
●和也 |
「………ただいま」 お前、汐瑠君ばっかり見てたモンね…。 |
●和也
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「ところでお前、汐瑠君とはどうするつもりなんだ?俺としては、お前と汐瑠君が
結婚してくれれば安心なんだが…」
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●尚也 |
「え……」 |
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