●尚也
|
「シュリオンの友達は、皆、顔のレベルが高い子ばかりだったな。さすがは私の甥だ」
|
●和也 |
「そうなのか。…でもな尚也、そんな風に顔で全てを測るような言い方は、良くないぞ?」 |
●尚也
|
「何を言っている、兄さん…。シュリオンの顔を見ろっ。美しい人間には美しい友人が必要
なんだ!美しく生まれついたが故の苦悩や危険なんて、美しくない者には理解できない!
そんな悩みを美しくない人間に吐露してみろ。あいつらイヤミとしか受け取らないぞっ」
|
●マリオン |
「あ〜、それは確かにあるかも〜…」 |
●尚也
|
「大体、あいつらは、自分の欠点を全て顔のせいにして、自分の心の矮小さから目をそらして
いるんだ!美しい人間を嫉むだけで、美しい者が、美しいというだけで、日々どれ程の危険と
隣りあわせで生きているかなど、考えもしないっ!!」 |
●シュリオン
|
「だねー。自分の内面の醜さに気付きたくないから、外面的な欠点に責任をなすり付けようと
するんだろうね」 |
●尚也
|
「汐瑠君っ!お外は危険がいっぱいだ!絶対に私の側を離れるな!!宇宙人などにだって
絶対に君を渡すものかっっ!!」 |
●汐瑠 |
「だ…大丈夫ですよ、后さん。僕はどこにも行きません。落ち着いて…」 ハラハラ…。 |
●和也 |
「す…、すまない。兄さんが悪かった…」 尚也……。 |
●シュリオン |
いつもは完璧に見える尚也さんの、心の闇が垣間見えた気がしました…。 |
|
※尚也からは、地雷に触れるような話題になると、少々過激な問題発言が飛び出る事が
ありますが、他意はありません。本人のトラウマに寄るものとご理解下さい; |