●依頼No.838 依頼者:はわいさん(05/04/03)

小さな女の子が主人公の話について

はじめまして、はわいと申します。どうしても気になっている作品があるので、投稿させていただきます。

20年近く前の『ちゃお』に載っていたマンガです。
作者は寺舘和子先生。

背景は外国のある田舎(?)で、主人公は小さな女の子。
きっかけは忘れましたが、その女の子だけは、悪魔にとりつかれた人たちが皆黒い服を着て見える・・・。そこから話は展開して、その『悪』から取り憑かれた人と街を守るために、女の子は自分の身を道連れに、『悪』を殺す。

月刊誌(「ちゃお」)で、話は前・後編ものでした。この話はもう読むことは出来ないのでしょうか?どなたかご存じの方いらっしゃいましたら、情報をお願いいたします。

●検索かけてみたところ、「ちゃお」の前後編といえば『16歳(シックスティーン)レクイエム』だけなのかな。この作品なら、解決済みの依頼No.792に、どのような作品だったかくわしいお返事がありますのでご参照ください。 

・『ラストスノー・メモリー』
・『あぷろーち』
・『もうひとりのあたしへ』
・『とらいあるC』

という作品もありますが、なにかひっかかりますか。(紙魚図さん・05/04/04)

●紙魚図さん、はじめまして。情報をありがとうございます

残念ながら、『16歳レクイエム』ではありません。先ず、年齢、背景が違うこと(主人公の少女は6〜7歳で、ドレスが嫌いだったような?)。それから、これは書き方がまずかったのでしょうが、『単行本の前後編』ではなく、『月刊誌2号続けて、で前後編』なのです。

さらに、下に書かれている4作品も違うように思います。申し訳ありません。(はわいさん・05/04/04)

●はわいさん はじめまして。

お探しの作品は1987年「ちゃお」7・8月号掲載 麻原いつみ『最後の誕生日』だと思います。この作品は『レ・ミゼラブル』日本公演を作者が勝手に記念して描かれたようです。(余白に書いてあります)

今時間が無いので詳しい内容は書けませんが、エピソードはほぼあっています。(e香さん・05/05/09)

●e香さん、はじめまして
『最後の誕生日』!!それです!!

作者のお名前を勘違いしてしまっていたにもかかわらず作品がわかって、嬉しいです。本当にありがとうございましたただ・・・これは、もう読むことは出来ないのでしょうか?自分でも探してみますが。。。そして、一生懸命さがしてくださった方、失礼しました、そして、ありがとうございました(はわいさん・05/05/22)

1391) 依頼者:sakuraさん(05/12/05)

「およめさんのエーメ」という絵の出てくる話について

こんにちは、どうしても見つけたいマンガがありまして、こちらに捜索依頼させていただきました。情報が少なくて申し訳ありませんが、お分かりになる方いらっしゃいましたらお願いします。

読んだのは、15〜20年くらい前になると思います。友人の家で雑誌を一度読んだだけですので、記憶が曖昧な部分があるのですが・・・。主人公はエーメという少女だったと思います。髪は長めだったと思います。幼馴染(?)の少年が「およめさんのエーメ」という主人公の絵を描いていたと思います。私の読んだ回は、その絵を見て、主人公が泣いていました。少年が命をおとしたor命がけで大怪我していたとかだったような・・・。内容は、あきらかに連載の途中という感じだったと思います。その回の最後に、国民の大きな支持を得ている、仮面をつけた女王様のパレードが描かれていたのを覚えています。

どうしても全て通しで読んでみたいので、どうかお分かりになりましたら、情報お願いします!

●ナポレオンの妻ジョゼフィーヌのいとこが、エーメという名前だそうです。彼女を主人公にした、井出知香恵さんの『紫ベールの王妃』という歴史ロマンがあります。初版は1987年6月で、全一巻、主婦と生活社です。その後、ほかの雑誌にも再録されたようです。
タイトルと 愛情寓話 をキーワードにしてぐぐると、作者の日記らしいページがみつかります。この作品の一部がみられますので、絵柄を確認なさってはいかがでしょうか。また、復刊ドットコムでも作品について触れられています。私は読んだことがないのですが、調べたかぎりではこの作品である可能性は高いと思います。(ねこパンチさん・05/12/14)

●「ちゃお」に掲載されていたマンガではないかと思います。題名は?ですが、マンガ家「麻原いつみ」の作品ではないかと思います。
主人公はエーメという女の子。
幼馴染でボーイフレンドのアルマン。
エーメはアルマンを助けるために、命を散らします。
でも神様のおかげで助かります。
フランス革命あたりの話だったと思います。

支離滅裂なことを書いてすみません。2ちゃんねるあたりで検索すれば詳細が判明するかもしれません。麻原先生は現在レディス誌で活躍しており、ペンネームも変更されたそうです。(ゆり子さん・05/12/14)

●ゆり子さんからの有力情報がありますが、掲載紙について書き忘れたので追加です。『紫ベールの王妃』は、集英社の「セブンティーン」に連載されたものだそうです。

歴史モノか、井出さんの作品に詳しい方なら、お探しの作品かどうかおわかりになると思います。おわかりになる方、お知らせくださいますと幸いです。(ねこパンチさん・05/12/14)


皆さんこんにちは。ゆり子さんが仰っているのは

1987年「ちゃお」7・8月前後編 麻原いつみ(現:荻丸雅子)『最後の誕生日』ですね。
この作品は『レ・ミゼラブル』日本公演を作者が勝手に記念して描かれたようです。
(余白に書いてあります)

・主人公はエーメという9歳位の少女で髪は長めです。
・幼馴染の少年アルマンは「およめさんのエーメ いっぱいの花とリボン」と書かれた絵を描きます。(後編)
・エーメがその絵を見た時は、女占師に取り付いた化け物にアルマンは魂を食べられ抜殻のようになり、
 200年ぶりに女占師の体を捨てた化け物がエーメに乗り移りエーメが抵抗していた時なので、エーメは泣いています。
・前述のように前後編です。
・そして舞台は1832年のパリなので、国民の大きな支持を得ている、仮面をつけた女王様は出てきません。

この依頼が載ったとき、私もこの作品ではないかと思ったのですが、合致しない内容があったので書き控えていました。このサイトの「依頼No.838 小さな女の子が主人公の話について」も参照して見て下さい。(e香さん・05/12/15)

●麻原いつみ『最後の誕生日』について、コミックスになっているかはあいにく知りませんが、宙出版の「Hiミステリー」というレディスコミック雑誌(現在休誌中)の2002年(平成14年)8月号に一挙掲載されました。(OCHIKA/LUNAさん・05/12/16)