7月30日(月)

5時半 今日もお天気がよさそう。
さっと起きて スーツケースを詰める。
今回は私としては珍しく自分で自分の荷物を作ってきたので ささっとパッキングができますね。
達人のK君も まあまあかな  と 何にも言わない。 ようやく自立かしら(*^_^*) 

7時には食堂で昨日と同じものを頬張っていた。

7時50分 チェックアウト。バウチャーを出してあるので支払いはなし。

アオスタ行きの電車は表示はまだ出てないけど
ホームにもう電車が入っていたので 機関士さんに確認して乗り込む。
ガチャンは?
おっと忘れちゃ大変!

ローカル線は6両編成。 一等はそのうちの1両のそのまた2/3。
お客は半分ぐらい。
出発は予想通り遅れた。始発なのになんで?
いつも車掌さんが3人乗っていて ずっとおしゃべりしていた。

だんだん山の中へ。
だって行き先はアオスタ谷。
アオスタへ着いたら ダッシュで向かいにあるバスターミナルへ。
切符を買って(バスは往復で買うと割引5.10€クールマイユールへ向かいます。

バスは直行ではなく 小さな集落へ寄りながら行くので距離の割には時間がかかる。  
石造りの家が寄り添うような集落や 谷筋に広がった集落を窓越しに見ながら
これからの山の滞在に胸が高まる。
ホテルはバスターミナルから歩いて7〜8分。
出発間際に★★★★ nice view with a bathroom につられて急遽予約変更した。
部屋は掃除中だというのでレストランでお昼をいただくことに。
素敵なアプローチや テーブルのしつらえ どうです? 
パンは焼きたて、アスパラのリゾット、仔牛のトマト・ソース仕立て。美味い!
こんな景色が目の前に広がって 部屋の中も木をふんだんに使った可愛い内装。
そうそう ベッドはダブルだったのを ツインに作り直してもらった。
シーツや毛布が一つでは 我が家の場合 Kが風邪をひくことになっちゃうからね。
どのホテルもベッドを二つくっ付けてダブルにしているから お願いするとどこでもすぐツインに直してくれる。

よくよく見ると 一階の部屋は 窓から見えるのは駐車場から出てくる車と 隣の家
浴室には信じられないくらい小さなシャワーだけ、換気扇なし、旧式のドライヤー。
3泊もするのだから 確認書にあるとおり ナイスビューにしてもらいたい。
フロントでお願いしたら 満室だからNo とのたまう。

 でも ナイスビューとあったから こちらに変えたんですよ
 
 それは Hotel Clubが部屋を売りたいために言ってること、
 うちではそんなコメントはつけてない。景色のいい部屋は一つあるけど(あるんかい)
 一晩40ユーロ追加でどうです?


 冗談でしょ。確認書通りの料金しか払うつもりはございません。

 それでは そのお部屋しかご用意できません。特別サービスの料金ですので。
 それにほかのお客様は 2倍の通常料金を払っていらっしゃいますから・・。

う、うっ、それを言われちゃ すごすご引き下がるしかないではないか。
でも 客に恥をかかせるような最後の一言、許せない。
というか そこで お尻をまくって飛び出せなかったことが情けない。
帰ってから Hotel Clubに 事情を聴くのが精一杯。
かのホテルに厳重にクレームをつけるって言うけど どうなんだか。

ま、ごちゃごちゃあったけど ほかのスタッフは親切だったし レストランも美味しかったし
何とか3日間 楽しくすごせたかな。

ぎりぎりで迷って ホテルを変更しちゃった私が馬鹿だったということね。
答案とおんなじだ。迷って直した答えって 合ったためしがないもの。

さて 気を取り直して 街歩きに出かけましょ。
計画していたプラン・シュクルイからのハイキングはロープウエイが工事中で断念。
イ語友のかずこさん夫妻は下から歩いたというのに この体たらく。
だって私ははエセ・アルピニスト。 長い登りは真っ平でござんす。

それではと バスでフェレの谷方面へ。
途中で降りて ハイキングを試みるものの 針葉樹の中を歩くだけであまり魅力がない。
のこのこバスで帰ってきた。

夕方町へ。
グリンデルワルトを小さくしたような町。
オシャレなお年寄りの姿が多い。長く滞在してるんだろうか。

手ごろなレストランで 前菜とスパゲッティ、もちろんワインも。

部屋に戻ったら ターン・ダウンがしてあった。こういうところが★★★★?
早々に夢の中へ。星どころではない。