3月16日(水)
朝のニュースで “アリタリア ショーペロ” とかなんとか。
ミラノではフライトキャンセルが相次いで混乱してる? エッ?!
身支度もそこそこにフロントへすっ飛んで行った。
空港へ電話を掛けてくれるのだが 朝早すぎて職員が来てないようだ。
8時になったら事情が分かるらしい。 だから 又電話してみるが ご自分で掛けますか?番号はこれですが・・・。
いえいえ どうかお願いします。私のプア・イングリッシュじゃ理解できませんから。
帰りもトラブルなのかしら? 全く。
最悪の場合は延泊か? じゃ、今回行けなかったゴゾ島だね。
と、頭の中はいろんなことが廻ってるけど 一応マルタ最後の日だから いつも横目で見ていたシャンパンで乾杯。
マルタの紅茶はしょっぱいね なんて言いながら しっかりご飯を食べて
再度フロントへ。
何とか繋がった電話で聞いてもらったところによると、
ストはイタリア国内線だけなので 問題なし、東京へ帰れますよ、だって。
いやー、良かった 良かった。
ちょっと早めに空港へ。
乗り継ぎ時間が短いからと前のほうの席をアサインしてもらってチェックイン完了。
小さい空港は蜂蜜やワインを買ったりしても手持ち無沙汰。
最後までのんびり気分のマルタ。
再び来ることができるのだろうか?
いろんな所へ行ってみたい私たちだから難しいかもね。
東京で時間と競争するように生活してきた私には 穏かな時間の流れがとても心地よく
また少し違う顔で家に帰れるかも知れない。
たくさんの優しい心をありがとう。
機材のトラブルで始まったこの旅行 やっぱり最後もスムーズには行かなかった。
ミラノの空港はストの影響でてんやわんや。
フライトも遅れるらしい。
詳しい情報が分からないので ツアーの添乗員さんたちの説明に聞き耳を立てている私たち。
そのうちに アリタリアのカウンターに日本人職員が出てきて 食事券とか配り始めた。
へ〜、アリタリアも変わったもんだ。日本人客がそれほど多いってことなのね。
結果的には2時間遅れで無事 テイク・オフ。
でもこのまま終わらないのがアリタリア(?)
パーソナルテレビが故障してて 楽しみにしていた映画が見られなかった。残念。
その代わり と言ったら何だけど 日本人クルーが素晴らしかった。
外国のエアラインの日本人って どうして悪いところばかり染まってしまうのだろう と 思ってたけど
この方は違っていた。
細やかな心遣いと きっぱりした身のこなし、 同じ日本人としてちょっと鼻が高い。
トラブルの止めは 隣に座ったどこかの添乗員。
“食事をしたら 多分爆睡しますので トイレの時は遠慮なく起こしてください” と 人当たりのとってもいい方。
満席でも こういう心遣いがあれば 安心するもの。
でもこれが見事に期待はずれ。
別のツアーを添乗していたお友達と会ったらしく
自分のツアーのお客さんの席を移動させて その人を通路を挟んだお隣に連れてきちゃった。
それからは延々とおしゃべりが続く。
通路を挟んでいるから自然と声が大きくなり 聞きたくなくても耳に入る。
愚痴や買い物自慢は飛行機を降りてからお願いしますよ。
3月17日(木)
そうこうしているうちに 17日のお昼過ぎ 無事成田に到着。
リムジンバスで爆睡しながら帰途に着いた。
元気そうやね
おかげ様で (と 部屋をチェック。 まあまあきれいにしてたのね(^_-)-☆)
ワイン 買ってきたよ