3月15日(火) 


昨晩はなかなか寝付かれず 今朝はもう6時に目が覚めた。

朝食をとっている人が日に日に少なくなってる気がする。ほんとに満室なのだろうか?
リゾートっぽく ルームサービスでゆったり食事をする人が多いのかもね。

81番のバスでMdinaへ向かったのはいいんだけど 近くの町Rabatを過ぎたと思ったら せっかく見えてた大聖堂がどんどん遠ざかって行く。
あせって運転手さんに聞くと “だから さっき4回も叫んだのに”とちょっとご機嫌斜め。

近くに座ってたおじいさんが このまま乗ってたらMdinaのターミナルへ行くから大丈夫っ て 何回も説明してくださった。
目的地はバスターミナルって思い込んでいたから 結局遠回りになっちゃったのね。
親切を無にしてごめんなさいね。

Mdinaの町は城壁の中。
細い路地がくねくね続くこういう町がとても好き♪

 大聖堂のユニークな墓碑
メイン・ゲート  マルタ・ストーンと言うらしい  ヴァレッタの聖ヨハネの教会堂

大聖堂は天井やクーポラのフレスコ画が見事。
そして 床の豪華な紋章が入った大理石の墓碑が印象的だった。

隣の博物館を覗き 通りに戻ると マルタ・ストーンの家々が目にまぶしい。
お土産屋さんを冷やかしたり パラッツォを探したりしてるうちにメインゲートまで戻ってきたのでRabatへ向かう。

         セイント・ポール通りをてくてくてくてく・・

聖パウロ教会の礼拝堂は 残念ながら見られず、ファサードだけ見て ちょっと離れたところにある地下墓地へ。
案内人も無く 他に連れも無く 二人だけで見て廻る羽目に。 
やたら想像力が働いて 結構怖かった。

なのに又懲りずに 聖アガサの地下墓地へ。
ガイド付きなので 順番が来るまで美術館を見てるように言われて あまり興味のないコインや鉱物を見ることしばし、
なんとなく手持ち無沙汰で下へ降りると
 鍵をジャラジャラさせたおばさんが “それじゃ 行こうかいね”と地下へ降りて 扉を開けた。

        “ここで待ってるから 行っておいで” と 放された。 へッ?

ここには本物の人骨があるんですよ。
何だかぞくっとして 早々に 光の世界に帰ってきちゃった。

街角のお菓子屋さんのおじさんと目が合ってしまった。
試食を勧められ、本当に何回も勧められ、3,4個購入。 
羽子板みたいに馬鹿でかいアーモンドの飴(とは言わないか)も買ったのだけど
        マルタ土産で これが一番評判良かった(トホホ)

午後は ヴァレッタの街中を歩く。

初めは 聖ヨハネの教会堂
地味な外観からは想像できない華やかさに驚いた。 
天井といい、柱といい かっての騎士団の力を偲ばせる。
ここの床の大理石の紋様がまた豪華で面白い。

美術館でカラヴァッジョを見て 今度はさらに贅を凝らした騎士団長の宮殿へ。

次はおどろおどろした施療院。人形がリアルすぎて気分が悪くなる。

海辺を通ってホテルへ戻り ラウンジで軽くサンドイッチをつまんでから

バスですぐのTarxienへ行った。
乗り合わせたおばさんが バス停近くになったら誰に教えるでもなく声高に “遺跡はここで降りるのよ”と 。

分かりにくい停留所だったから 大助かりだった。 観光客が多いからなのかもしれないが、地元の人たちは本当に親切。

ここの遺跡は保存状態がいいとされているが あまり感動がない。 海の近くのMnajdra神殿の印象が強かったから?

 再度 Cocopazzoで最後の夕飯。
鰯を焼いてもらい ホタテのマヨネーズ焼と 鯛のグリルで ワインはEmanuel Delicataのグリーンラベル。
持参したお醤油がとても役立って 美味しく完食。

         きれいな星空を眺めながら ホテルへ帰った。