3月14日(月) 

         5時に目が覚めた。

        日記をつけたり ガイドブックを読んだりして6時になるのを待って シャワー。

        朝食タイム。 今日は窓際のテーブルに案内された。 部屋の番号で違うのだろうか? まさか!?

         コンシェルジュに詳しく教えてもらって 青の洞窟へ。

        昔懐かしいおんぼろバスがぎっしり満員になったら 出発!
        昨日のMs.元気印と また会っちゃった。

        笑顔で “Hello,again!”
        先に神殿を見てから洞窟へ行くコースらしい。 下りだから楽なのよってウインクして 神殿入口で降りてった。
        私たちは先に洞窟へ。午前中のほうが揺れないし、光線が良いって ガイドブックに書いてあったんだもの。

船着場  空と海が真っ青

         8人乗りのボートは結構揺れたけど 先頭に座れたので気分は最高!
        ブルーや翡翠色に変わる海の色と 波の力が印象に残る。

         さて、ハガール・キムムナイドラへ行く道の ゆらゆら陽炎の先は随分遠そう。
        見透かしたようにタクシーのおじさんが声を掛けてくる。 
        “2ポンドと2ポンド、安いよ”と言うけれど 合わせて4ポンドじゃ高いに決まってるじゃない。
        でも 登りに弱い私と 暑さにめげてるK君。

        軟弱な私たちは 口車 じゃない 車に乗ってしまったの。

         タクシーを降りたところで またまたMs.元気印とバッタリ。“お気をつけて〜”

         悠久の時の流れの中に身を置くっ て こんな感じなのだろうか?
        5千年も前に造られた巨石建造物に 遠い日本からやってきた私たちが触れることができるなんて夢のよう。
        遺跡を歩く醍醐味。

        一面の黄色い花 と 青い海が忘れられない。

         ムナイドラから一本道を戻り バス停で待っていると、件のタクシーが寄って来て 5LMでヴァレッタまでどう?と声を掛けてきた。
        バスは1時まで来ないよ、 だって。怪しいなぁ。

        今 12時ちょい過ぎ。 いいの いいの、時間はタップリあるからバスを待つわ と 今度は振り切った。
        思ったとおり しばらくしたらちゃんとバスが来てヴァレッタまで連れて帰ってくれたもんね。

         ランチは予てから楽しみにしていたCastille Hotelのアリオッタ。

        マルタの計画を立てたときからお世話になったKeikoさんのHPに登場する魚のスープのこと。
                                    情報の多さ 見識の高さに脱帽です

        身を細かくほぐして丁寧に作ってあるから すっかり飲み干してしまった。
        そして美味しいパンも食べ始めたら止められなくなって メインの魚のグリルが出てきた頃はもうお腹が一杯。

        “Anything wrong?” と 余計な気を使わせてごめんなさいね。
        フロントのお兄さんも “楽しめましたか?” と 心配りが細やかなホテルだった。

         ホテルに戻って K君はお昼寝、私は洗濯おばさん。脂肪の差が元気の差?

         4時ごろ のそのそ町へ出かけたものの 見たい所は全部クローズ。明日にお預け。
        Cordinaでケーキとクッキーを買ってきて部屋でティータイム。クッキーはお土産に。でも 今までで一番受けなかった(-_-;)