序詩  

ぼくの空にも星が出るなんて
いままでどうして気がつかなかったのだろう
小さな星も大きな星も
サン=テグジュペリの星も
なあんでもあるんだ
一ばん中眺めていても
なあんにも考えなくても
あきるなんてことはないんだ

まっ白い月の光が
ぼくの空を明るくしてくれているので
さびしくなることもないし
ぼくの星はぼくと話ができるので
とってもたのしいんだ

でも
ぼくの空にも星がでるなんて
いままでどうして気がつかなったのだろう
でもいいや
これからずっとみられるのだし
一人でいてもさびしかないや