リソースの容量について
ハードディスクの容量について
MBR ディスクは、最大 4 個のプライマリ パーティションと、拡張パーティション内の 124 個の追加パーティションをサポートできます。
GPT ディスクは、GUID パーティション テーブル (GPT) のディスク パーティション分割システムを使用し、
最大 128 個のプライマリ パーティションを作成できます。
MBRディスクは、16bitのレコードテーブル使用しているため、2TBの容量制限を超えることができません。
GPT ディスクは、MBR ディスクの制限である2TBをはるかに越える、大きなパーティション サイズに対応します。
従来からあるMBRディスクはBIOSにより、16bitや32bit、64bitのOSで使用できます。
Windows XP Professional x64 Edition を実行しているプラットフォームなど、すべての x64 ベースのプラットフォームで、GPT ディスクをストレージ ボリュームとして使用できます。
Windows Server 2003 SP1 以降、x86 ベースの Windows プラットフォーム上でも GPT ディスクをストレージ ボリュームとして使用できます。
Windows 7以降、Windows Vista SP1以降、および Windows Server 2008以降 の x64 ベースのエディションで、ブート ボリュームとして使用できます。
Windows Server 2003 SP1 以降、Itanium ベースのシステム上でも GPT ディスクをブート ボリュームとして使用できます。
Windows は、統一拡張ファームウェア インターフェイス (UEFI) ブート ファームウェアを含むシステム上の GPT ディスクからのブートのみをサポートします。
物理メモリーの容量について
32ビットWindowsアプリケーションでは、1プロセスごとの4GBのアドレス空間うち、カーネルが2GBを予約しており、
アプリケーションが自由に使用可能なのは2GBです。
4-Gigabyte Tuning (4GT) を導入することで、カーネルとアプリケーションのアドレス空間の配分を通常の2GB-2GBから、
1GiB-3GiBに変更する手法があります。
カーネルリソースが減少するため、サーバー用途(特にWebサーバー)には安定性の面から向かないという欠点があります。
なお、64ビットWindows上では、4GT対応32ビットアプリケーションは4GBほぼすべてアプリケーションが使用可能です。
Windows XP/Vista/7の32ビット版では、カーネルのメモリマネージャーが4GB以上の物理メモリを使用できません。
すなわち、プロセスの仮想メモリ空間としても、4GB以上の物理メモリにはアクセスしません。
これはデバイスドライバの互換性を確保するための制限です。
Windowsファイルシステムについて
オペレーティング システムの互換性:Microsoft MS-DOS、全バージョンのWindows
最大ボリューム サイズ : 2GB、Windows NT系OSの場合は 4GB
最大ファイル サイズ : 2GB、Windows NT系OSの場合は 4GB
ボリュームあたりのファイル数 : 65,536個
オペレーティング システムの互換性:
Windows 95 OSR2、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、およびWindows XP以降
最大ボリューム サイズ : 512 MB から 2 TB までのボリューム
最大ファイル サイズ : 4GB
ボリュームあたりのファイル数 : 約 4,177,920個(ディレクトリあたり65,535個)
オペレーティング システムの互換性:Windows NT系OSで Windows NT 4.0 SP4 以降
最大ボリューム サイズ : 10 MB から 2 TB(MBRディスクの場合)
最大ファイル サイズ : 16 TB - 64 KB
ボリュームあたりのファイル数 : 4,294,967,295個(ディレクトリあたりの制限なし)
copyright 2013 槻木 彩人 All Rights Reserved