Windows 起動メニューについて
- Windows NT系のブートローダー
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- Windows NT系、Windows NT/2000/XP/Server 2003の標準ブートローダーです。
- Windows NT系以外のOS(Windows 98やLinux/FreeBSD等)も設定により起動可能です。
- NTLDRはBoot.iniを読み込み、オペレーティングシステムの選択メニューを表示したり、記述された起動ファイルを起動します。
- 表示できる選択メニューの数は10行までです。
- Windows NT系(Windows NT/2000/XP/Server 2003)の場合、ntdetect.comやカーネルのntoskrnl.exe実行する。
- NTLDRはプライマリハードディスクドライブかブート可能なリムーバブルメディア(CD-ROM/USBメモリ/FDDなど)からBIOSの設定で起動できます。
ロジカル領域にOSをインストールする場合も、必ずアクティブなプライマリ領域にNTLDRやBoot.iniを置く必要があります。
- Boot.iniはテキストファイルです。一般的なnotepad.exe等のテキストエディタで編集が可能です。
- 参考に、Windows XPまたはWindows Server 2003のBoot.ini内に記述できるスイッチオプションは以下の通りです。
- /BASEVIDEO
- /BAUDRATE=nnn
- /CRASHDEBUG
- /DEBUG
- /DEBUGPORT=comnumber
- /MAXMEM=number
- /noguiboot
- /NUMPROC=number
- /PCILOCK
- /FASTDETECT:comnumber
- /SOS
- /PAE
- /HAL=filename
- /KERNEL=filename
- /bootlog
- /burnmemory=number
- /3GB
- /SAFEBOOT:paramete
- /uservar
- /usepmtimer
- /redirect
- /channel
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- Windows Boot Manager (Bootmgr)は、Microsoft Windows のブートローダーおよびブートマネージャーです。
- 従来のNT OS Loaderに代わって、Windows VistaおよびWindows Server 2008以降で採用されています。
- Windows Boot Manager (Bootmgr)は、起動構成データ(BCD)ストアを読み込み、オペレーティングシステムの選択メニューを表示します。
- Windows Boot Manager (Bootmgr)は、カーネル(ntoskrnl.exe)とブートローダーであるwinload.exeを起動する。
- BootmgrプログラムやBCDレジストリファイルは、プライマリ領域に置く必要があり、BIOSベースのオペレーションシステムの場合、通常はMBRディスクの先頭に作成されたシステムパーティションの\Boot\Bcd ディレクトリに置かれます。
- EFI ベースのオペレーティング システムの場合は、EFI システム パーティション上にあります。
- BCDレジストリファイルの編集は、
- 起動と回復。[起動と回復] ダイアログ ボックスを使用すると、コンピュータに複数のオペレーティング システムがインストールされている場合に、起動する既定のオペレーティング システムを指定できます。タイムアウト値を変更することもできます。これらの設定は、[システムのプロパティ] ダイアログ ボックスの [詳細設定] タブにあります。
- システム構成ユーティリティ (Msconfig.exe)。Msconfig.exe は、/debug、/safeboot、/bootlog、/noguiboot、/basevideo、/numproc などのオプションを含むさまざまな機能を備えた、より高度なツールです。
- BCD WMI プロバイダ。BCD Windows Management Instrumentation (WMI) プロバイダは、BCD を編集するユーティリティのスクリプト記述に使用できる管理インターフェイスです。これは、BCD に利用できる唯一のプログラム インターフェイスです。
- BCDEdit.exe。BCDEdit.exe は、コマンドライン ユーティリティです。
- その他、サードパーティのEasyBCD等もあります。