ドライブレターについて
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WindowsやMS-DOSで、ハードディスクやCD-ROMドライブなどの記憶装置(ドライブ)を識別するために、
AからZまでのアルファベット1文字が各機器に割り当てられます。(たとえばCドライブを C: と表記する。)
現在流通しているパソコンの場合、通常はAとBがフロッピーディスクドライブに、
C~Zが内蔵形ハードディスクドライブのパーティション、内蔵形光学ドライブ、外付けドライブの順に割り当てられる。
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1つのハードディスクは127のパーティションに分けることができ、
USBなどのインターフェース普及により、多数の外付けドライブの接続が容易になっているため
パソコンに接続されたドライブの数が24を超えることも起こりえます。
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ドライブレターが割り付けられていないドライブでも、コマンドプロンプトで表示することができます。
一部の特殊なボリュームはシステムが利用しますが、他はエクスプローラで認識されないため、
一般的には、例外を除いてアプリケーションからも利用できないようです。
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Windowsのインストーラは自動的にCからZまでのドライブレターを割り付け、割り付けられなかったドライブは無視されます。
たとえば、ハードディスクが24個のパーティションが作られていた場合、光ドライブには、ドライブレターが割り付けられなくなります。
BIOSの機能で、インストーラは起動しますが、インストール先を決めて、インストールを進めても、
インストールメディアがないというようなエラーメッセージが出てインストールを継続できなくなります。
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外付けの記憶装置等ドライブレターを手動で割れつけた後、外した状態で内蔵ハードディスクのパーティション数を
増やした後、再度外付けの記憶装置を接続した場合、ドライブレターが重なることがあり、内蔵のドライブが優先され、
外付けのドライブが見えなくなることがあるようです。
解決方法としては、この状態で再度ドライブレターを割り付けなおすことで表示できるようになります。