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2007年度 全日本ダート耐久シリーズ第3戦・8時間耐久参戦記
8月18日 〜前日練習走行・絶好調!?〜
本日は、明日開催の8耐に備えて、昼前から現地入りしました。
一昨日木曜日の当直が非常に忙しく、殆ど体を休める事なく、金曜夜までの勤務が続きました。
よって、昨夜は睡魔の大襲来に襲われ、本日もまだまだ寝ていたい気持ちを抑えつつ、ベッドを出ました。
行きの車中、徐々にテンションが上がる事を期待しましたが、眠気と共に、運転をしているだけで、疲れてしまいました。
こんな状態ですので、自分の体力のなさを痛感しつつ、明日の8耐と来月のファラオラリー本番に対します不安も感じながら、現地へ向かいました。
現地でメカニックと合流し、パジェロのシート合わせ等を行った後に、13時の練習走行開始と共に、コースインしました。
真っ先にコースインした理由ですが、私は混走がイヤですし、体も非常に疲れていましたので、10〜20分の試走の後、コースが混み合う前に、切り上げようと思っていました。
ダート走行は、6月中旬のプラドの試走以来ですし、レース参戦は、昨年の5月以来です。また、パジェロのコックピットに座るのは、昨年のファラオラリー6日目に、クラッチが昇天して以来です。
とにもかくにも、私は早く練習を切り上げる為に、1番にコースインしました。
ところが、いざコースインし、パジェロのハンドルを操りますと、思いもかけない印象を抱きました。
“パジェロって、こんなに快適だったっけ…!? ”
パジェロは、これまでに私が抱いていた印象を遥かに越え、非常に快適なレースカーになっていました。
自分でも、1年ぶりの運転とは思えない程に、ハンドルも足もしっかりと定まり、走っていて、非常に気持ちが良かったです。
私は、耐久レースでは “気持ちの良い走り” を経験した事がありませんでしたので
(実際には、根性戦でしょうか・笑)、こういった思いは初めてでした。
今までは、少し走りますと、直ぐに疲れが生じたものですが、本日は、疲労が全く生じませんでした。
当初、少し走った後に練習を終了とする予定でしたが、余りの快適さに加え、他車がなかなかコースインしない事もあり、1時間近くも走り続けてしまいました。
これ程までに、ダートを楽しく走れたのは、初めてです。
今年は、ライセンス取得の為のジムカーナ参戦で、ジムカーナ走行に必要な大技小技を取得せずに走っていましたので、思い通りに走れなかった反動もあるのでしょうか、本日の走行が、非常に気持ち良かったです。
パジェロは、自分が思っていた以上に、グイグイと進んでくれました。
速い車が2〜3台いましたので、それらの車には先に行って頂きましたが、自分自身も、他車をグイグイと抜かせた事も、非常に楽しかったです。
結局、10〜20分の練習予定は、1時間×2セットに及んでしまいました・笑。
飲み水さえありましたら、いくらでも走れてしまう感じでした。
この思いは、私の参戦をサポートして下さっていますメカニックも同様だったようで、お互いに、非常に良い印象を持ちつつ、練習を終えました。
当初、疲労と眠気の塊でした私の体は、コースインと共にアドレナリンが出始め、練習終了前には、すっかり明日の8耐本番に備えまして、体の準備も出来上がりました。
明日は、欲張らず、誰と競う事もなく、淡々と8時間走り続けたいと思います。
そうすれば、自ずと結果はついてくると思います。
ファラオラリー本番前の、最初で最後のレース、良い締め括りをしたいと思います。