3月4日から5日にかけて高千穂さんのところへ遊びに行ってきました。山梨のいいところ各地へ連れて行ってもらい、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
大月駅に到着すると高千穂さんが迎えにきてくれていました。まずはリニアの車両基地を眺められる地点へ向かいます。
リニアを地上から眺められる地点は3箇所しかなく、そのうち一箇所はシェルターで覆われているため、事実上車両基地と見学センターでのみ見られることになります。メインの車両は見られなかったのですが、整備車らしき車両がメンテナンスをしているらしい様子が遠くからでも伺えました。メンテンナンスは欠かせないようです。
次に見学センターへ。この日は試験走行は行われなかったのですが、それでも展示されている情報や展望台からの眺めに興奮です。推進コイルには最大1015A流せるとか、冷却に液体ヘリウムを動員するとか、凄すぎです。
写真は展望台からの眺めです。この日はよく晴れており、単純に景色としても綺麗でした。欲を言えばリニアが走ってきて欲しいところですが、まぁ仕方ないです。機会があったらリニアを拝むべくリベンジしたいところです。
猿橋駅のすぐ近くに団地があるのですが、そこまではかなりの高低差があります。そこでこのようなモノレールが設置されております(左側の写真。なんか写真だとすべり台みたいだw)。昼間は誰でも乗れるようになっていますが、夜間は団地の住民しか乗れないように暗証番号が必要になるようです。
乗るときはボタンを押して車両(?)を呼びます。エレベータみたいな感覚です。乗ってみると発車時にやや衝撃がありますが、移動時はあまり揺れず、落ち着いて景色を楽しめます。高低差があるだけに眺めが良いです。
ところで謎だったのが、猿橋側の乗り場は何故か2階にも乗り場が作られていたことです(右側の写真)。調べてみると、どうも1階を乗り場、2階を降り場として使うらしいのですが、使っている形跡が見られません。床にはかなり埃が積もっています。ボタンなどの設備は全て生きているのですが、一体どうするのでしょう?
さて昼食には吉田のうどんをいただきました。吉田のうどんは麺のコシが強く(というか硬い?)、またキャベツがのっています。初めて食べる人は違和感バリバリだそうなのですが、そのうちに病みつきになるとか。初心者向けの硬さだったということもあって、私は美味しく食べられました。
さらに山中湖、河口湖や、富士山の眺めを見せていただきました。富士山はやはり美しい。この眺めは是非皆さんにも見ていただきたいものです。
夜は非常にぁゃιぃ会話で盛り上がり、変な勢いのまま宿泊させていただきました。話の内容はとても文字には起こせませんw
そして2日目。かつてスイッチバックが存在した笹子駅へ向かいます。現在、スイッチバックの跡は訓練施設になっているようです。訓練施設という性格のためか、新旧さまざまな地上設備があります。
写真中には3本の信号機が立っていますが、奥からLED使用の信号機、電球使用の信号機(3灯)、電球使用の信号機(4灯)となり、一番手前の信号機は線路の存在しない方向を向いています。
また電動式のポイントや転轍機による手動のポイントもあります。今になって転轍機を見るとは思いもせず、しかも非常に綺麗な状態でしたので驚きました。
ポイントマシンや制御機器が入っていると思われる箱はピッカピカ、転轍機もよく手が入っています。他にも非LEDの電球を用いた踏み切りがあったりと、懐かしい物に出会えます。しかもそのどれもが良く手入れされて状態が良いのです。嬉しいものです。
また写真には写っていませんが、研修用と思われる文字が書かれたレールが大量においてあり、よく見るとポイント用のレールをばらばらにしておいてある場所があります。このような場所があるとは初めて知りました。
隣に初狩駅があることもあってややマイナーらしいのですが、結構穴場かも知れません。
次にその初狩駅へも行きます。ここはスイッチバックをそのまま貨物駅として利用しており、現在でも現役の線路として見ることができます。そしてホームまで構内の踏み切りを渡って行くなど、ここも楽しい場所です。
昼食には「ほうとう」を頂きます。麺はうどんときしめんの間くらいと言えば近いでしょうが、ほうとうはあくまでもほうとう だそうです。
そしてほうとうにはかぼちゃが基本らしいのですが、このかぼちゃがまた信じられないくらい汁と合い、非常に美味しく仕上がっています。かぼちゃってこんなに美味しかったのかと思います。
店では鉄鍋に入った状態で出してくれます。熱いうちに食べるのがまた美味しいです。
しかし写真に収めるのを忘れていたことに気づいたのは食べ終わった後でしたorz せめて鉄鍋にはいって出される様子だけでも伝わればw
その後は下部温泉駅で身延線の列車を眺めます。個人的にJR東海のエリアは久しぶりなのですが、看板やホームにはやはり東海独特の雰囲気があります。フォントや架線柱のオレンジ帯がそう感じさせるのでしょうか?
で、小一時間ほどでふじかわさんが来ました。ふじかわさんにゆられて身延線の車窓を楽しむなんて旅もまた良さそうです。機会があったら乗ってみたいものです。
というあたりで今回の旅は終了。高千穂さんには丸々2日間付き合っていただき、本当にありがとうございました。
さて、現地の文化を知るにはスーパーということで、スーパーも何店か連れて行ってもらいました。変り種(?)として「イルカの肉」が鮮魚コーナーに売っていました。外部の人間には非常に不思議な食べ物で、一体どうやって調理すればよいのか見当もつきません。
そのため購入する勇気もなく、残念ながら写真もありません。一体どういう風味なんだろう...。
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