SONY MDR-F1
SONY製のヘッドホンです。まずはスペックを示します(メーカー公表値)。メーカーサイトへ
形式 :フルオープンエアダイナミック型
ドライバーユニット:直径50mm、ドーム型
最大入力 :700mW
インピーダンス :12Ω@1kHz
音圧感度 :100dB/mW
再生周波数特性 :10〜30000Hz
コード :LC-OFCリッツコード3.5m
金メッキステレオ2ウェイプラグ
質量 :約200g(コード含まず)
このヘッドホンはフルオープンエア型で、耳から離れた位置にドライバーが配置され、かつ通気性が良いため蒸れずに快適に装着できます。
実際に装着してみると、その軽さも相まって装着していることが苦になりません。何時間でもかけていられます。購入のきっかけも量販店の視聴コーナーでかけてみたことでした。
しかし、残念ながらこのヘッドホンの長所はそれだけと言ってもよいです。肝心の音があまりよろしくありません。
上手く表現できませんが、何と言うかぬるい音です。恐らく過渡応答が遅いのではないでしょうか。実売は2万円前後ですが、フレーム代、というか装着感に半分以上支払う感じです。
しっかりしたヘッドホンアンプに接続すれば真の力を発揮するかもしれませんが、STAXへのお布施を始めた私にはダイナミック型へ投資するだけの財力がありません。アンプを自作しようかと考えたこともありましたが、結局メインにはならないので没にしたことがあります。
長時間の映画鑑賞や音楽をBGM的に聞きつづけるには良いかもしれません。私はこのヘッドホンは現状でセカンドマシンに接続しています。
トップへ戻る2004/12/19記