半年前の夏に九州へ旅行したばかりですが、再び行ってしまいますw 九州楽しいんですもの。

-九州旅行0日目-

例によって北陸線とムーンライト九州で行きます。ここで富山に少し寄ります。目的はますのすしとLRT化が進む旧富山港線です。 富山駅北口 併用軌道との接続部 富山駅北口前は左側の画像のような状態でした。駅前に乗降場が作られ、開業にむけて着々と工事が進んでいます。
ここから軌道にそって専用軌道と併用軌道の接続部まで歩いてみました。接続部までは歩いて20〜30分くらいです。
接続部は右側の画像のような状態です。廃止される区間は既に架線が撤去され、レールが全て撤去されるのも時間の問題かと思われます。
一方、併用軌道の区間は新品そのもの。この富山LRTがこれからどのような動きを見せるのか。明るい話題を提供して、発展していってくれることを願います。

そして富山といえばますのすし。今回は源からは離れ、とりあえず青山総本舗のものを買ってみました。青山総本舗の物は、鱒が源の物とは逆に下側にあります。鱒がしっとりとしていて美味しいものでした。

再び北陸線を乗り継ぎ、新大阪まで行きます。ここで夕食を済ませ、ムーンライト九州に乗車。あとは眠りを決め込んでしまえば九州に到着します。というところで0日目は終了です。それにしてもムーンライト九州の車内は暖房が効きすぎで暑かった。
-九州旅行1日目-

車内ではあまり眠れず、夜が明けてゆく様子を観察しながら九州へ上陸することとなりました。さすがに新潟と九州では時差があります。20〜30分くらいでしょうか。夜明けが遅いです。

交直デッドセクションを3回越えて博多駅到着。ここできさらさん、深霧さん、アキヤさんと合流。まずは博多南線を楽しもう...と思ったのですが、時刻を見ると結構時間があります。ということで博多駅新幹線ホームにて新幹線鑑賞会。0系から700系レールスターまで見られて楽しいです。活気があります。
新幹線整列 鑑賞していると時間がきましたので博多南行きの100系に乗車。100系に乗るのは何年ぶりでしょうか。ほどなく博多南駅に到着。車両基地ということで様々な新幹線車両が並んでおります。ここで、撮影用に揃えたとしか思えないほどに位置が揃った状態で車両が寝ておりましたので写真に撮ってしまいます。
500系が2本並んでいたりと、撮影用でないのはわかるのですが、普段からこんなにピッタリに止めておくのでしょうか。ともかくこの様子はかなり絵になります。新幹線カッコイイ。それにしても、写真で見ると改めて今の新幹線のノーズが尖っていると感じます。0系から随分変わったものです。

駅を出たら、少し歩いて裏側に回り、車両を見ることのできる場所へ移動。WIN350姉さんが口を開けて居眠りしておりますw 連結器カバーを外された状態だとなんだかマヌケですw 残念ながらうまく写真を撮れませんでしたorz

新幹線を鑑賞したところで美味しいというパン屋へ案内していただきます。博多南駅前の「ナガタ」という店です。あまりに美味しそうなので結構買い込んでしまいました。

朝食兼昼食を確保したところで博多駅へ戻ります。しかしここで大バカをやらかしてしまうのでした。家への土産に辛子明太子を発送しようと店へ案内していただき、手続きをしたまでは良かったのです。その後七隈線へ乗りに行ったのですが、その途中で先ほど買ったはずのパンを持っていないことに気付きました。
そうです。明太子屋に忘れてきたのです(←大バカ)。七隈線を楽しんだ後に店に戻ってみたらちゃんと保管していてくれました。ありがたや。昼食に困らずに済みました。

ところでその七隈線ですが、車両が丸くてかわいいです。キャベツ説がありますが、それもうなずけます。車両基地はキャベツ畑そのものでしょうなw
パンタグラフも小さくてかわいい。七隈線は架線が低く、パンタグラフが上がっているのがほとんどわからないくらいです。そして驚きなのが線形の厳しさと車両の性能です。勾配とカーブがきついのですが、車両はそれをものともせず通過してゆきます。すごい。カーブなんてまるでNゲージのようです。

酔いどれに見えますw 七隈線を堪能し、無事にパンを回収したところで門司港の九州鉄道記念館へ向かいます。途中の小倉駅で90@10さんと合流。門司港駅に到着後、徒歩で鉄道記念館へ。展示車両をバシバシ撮影しちゃいます。そしてクハネ581の車内へ入ると、なぜか寝台が一つだけ展開されているのです。展示のためにそうしたのか、あるいは誰かが勝手に展開したのか。
すると某氏が突然暴走。寝台の上で横になりだしたのです。これはもう写真に収めるしかない!とすかさずシャッターを切ってしまいましたw
この脇に酒瓶でも置いたらもはや酔いどれにしか見えませんw 本人は「展開してあったら横になってもいいのかな〜と思った」のように証言していますが、それを本当に実行する某氏は只者ではありません。

そして車両を見学したところでみなみちさとさんも合流しました。なんと本州から4人も。本館に移動して常設展示と当日展示されていた水戸岡鋭治作品展を見学。やはり綺麗なものです。
館内のグッズ販売ではちかななダイキャストとつばめストラップを買ってしまいました。気が付くとお布施しているなぁw

いつのまにやら時間がギリギリになってしまったので撤収。小倉へ向かいます。ここでみなみさんとはお別れ。私達はソニックで大分へ向かいます。やってきたソニックはAO-8編成。青いです。真っ青です。
指定席が取れなかったため自由席となりましたが、車内はとんでもなく混雑しております。デッキも人で溢れ返っており、立っているのがやっとです。
行橋で90@10さんともお別れ。その後も頑張って旅行されたようです。

大分に近づくにつれて少しずつ車内も空いてきて、最後の方でやっと座れました。振り子とモーター音を堪能していると大分到着。大分で豊肥本線のキハ200に乗り換え。ここでも混んでいましたが、途中でなんとか着席。
豊後竹田でキハ125に乗車。きいろちゃんですよ。乗っていると頑張って峠を越える様子がよくわかります。途中のスイッチバックを楽しんでみたりしましたが、車内では殆ど居眠りしてしまいましたw

新水前寺で下車、食料を調達したところできさらさん宅へ。雑談を繰り広げる内に夜が更け、寝ることになります。うーん、よく遊んだなぁ。
-九州旅行2日目-

朝6:20頃?列車が通過する音で目が覚めました。既にきさらさんは起きており、まもなく皆さんも起床しました。出発準備を整え、水前寺駅へ。まずは熊本駅へ向かいます。きさらさんとはここでお別れ。大変お世話になり、ありがとうございました。

ここから深霧さん、アキヤさんとともに 肥薩線をくまがわ、いさぶろう、はやとの風で行きます。くまがわはキハ185、車内は綺麗に改装されているのですが、それでもどこかに国鉄時代に作られた匂いが漂っていますw 車内では結局ほとんど寝てしまいましたorz 車内に日光が差し込んで気持ちよかったんですよぅ。

大畑駅 気が付くと人吉駅に到着。ここから吉松までいさぶろうで一駅ずつゆっくりと行きます。まずは大畑駅、ループの途中にあるスイッチバック駅で、かなり萌えます。左の写真でスイッチバックになっている様子が伺えるでしょうか。ループを登って上から眺める大畑駅もオツなものです。
次に矢岳駅。ここにはSL展示館があり、D51-170が眠り、かつては58654が眠っていた場所でもあります。58654がいた場所には動輪のみが残されていて哀愁が漂っているように感じました。
そして真の幸せが在るという真幸駅。鐘を鳴らすと幸せになれるそうですが、団体さんが同乗しており、そのパワーに圧倒されて鳴らせずじまい。人は団体になるとどういうわけか気が大きくなるようです。
幸せの鐘は鉄道マンが仕事の安全、旅客の安全を願って設置したものと聞きますし、私達も心で幸せを願えば良いのではないでしょうか。そしてそれこそが真の幸せなのかも知れません。

吉松駅に到着。ここではやとの風に乗り換えます。車内はつばめを意識した内装で、木がふんだんに使われています。ここまで車内が変わるものかと正直驚きでした。木の内装に身を任せているうちに鹿児島中央へ到着。
肥薩線は車窓が美しく、そして桜が見頃な時期でとても綺麗でした。惜しむらくはやや霞がかかって遠くの見通しが良くなかったこと。3大車窓を堪能しきるには至りませんでした。いつかリベンジを...っていつになるのやら。

鹿児島では天文館通りに移動し、昼食としてミックスランチを食べます。これがとても美味しく、食べるのに夢中になって黙々と食べてしまいました。本当に美味しいと食べるのに一生懸命になって黙ってしまうものですw

この後桜島へ行く案もあったのですが それにはあまりにも時間が無く、水族館へ行くことに。エイがかわいいのです。水族館自体数年ぶりでしたが、結構楽しいものです。もっと水族館にも居たかったのですが、時間切れのため撤収。鹿児島中央駅へ戻ります。忙しいなぁ。
アキヤさんとはここでお別れ。指宿へ行って砂蒸し風呂を堪能されたようです。

鹿児島中央からつばめとリレーつばめで博多へ行きます。つばめちゃんの車内はやっぱり快適です。しかしその快適さに負けました。またもやうたた寝orz あっという間に新八代。
リレーつばめに乗り換えますが、ここでもまたもやうたた寝orz 睡眠は十分にとっておかないといけません。

とんこつラーメン 博多に到着したところで夕食。以前からとんこつラーメンを食べてみたかったのですよ。
実際に食べてみると、濃厚でありながらさっぱりしていて、嫌な油っぽさが無いのです。嫌な油っぽさがあるラーメンだと食べた後に特有の胸焼け(?)があるのですが、これには全くそういった嫌さはありません。これは驚きでした。
というわけでとても美味しく、またもや黙々と食べることに一生懸命になってしまいましたw

土産を購入しているうちにムーンライト九州の時間が迫り、深霧さんともお別れ。今回ご一緒させていただいた方には本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございまいした。

-九州旅行+α-

九州での行動はこれで終了ですが、ムーンライトと北陸線で一日かけて戻ります。
九州はすっかり春で桜が綺麗でしたのに、大阪あたりに来ると妙に寒いのです。北陸線に入って日本海側に入るころには雪がちらついてきました。
すぐに止むかなと思ってみても一向に止まず、新潟県に入る頃には地面がうっすら雪化粧。
長岡に着くと消雪パイプからガンガン水が出ており冬の景色そのもの。前日に桜を見たはずですのに...。季節が戻ってしまいました。
この文を書いているのは4月11日(遅)なのですが、未だに桜は開花しておりません。日本は長い!早く暖かい陽気中で綺麗な桜を見たいものです。

Q州特急ボトル ところで博多駅で焼酎が売っているのですが、4本全て買いましたw 時間が取れた夜は飲み物で割ってほろ酔い気分ですw
中身は

つばめ(1):さつま島美人
つばめ(2):彩葉
かもめ:壱岐
ゆふいんの森:久三郎

となっています。なんだかんだ言って今回もかなり散在しております。この焼酎が結構響きましたorz が、後悔はしておりません。
九州には楽しませていただいて感謝しております。


まったく話は変わるのですが、九州内の電荷区間では交交デッドセクション(異相区分セクション)をよく見かけたように思います。北陸線にもあるはずなのですが、九州内のものより目立たない形状のようです。北陸線で明らかに異相区分セクションとわかるのはポイント付近のものでした。
これには何か理由があるのでしょうか。それとも私が九州内で見たものは全てポイント付近のものだったのでしょうか(そのあたり記憶が曖昧です)。
明確な答えを知っている方はご教示願います。
トップへ戻る

2006年4月11日記