普通、電話ボックスといえば特に変哲の無いものが多いですが、中にはその地域の特色をデザインに取り込んだ電話ボックスも存在します。
鉄道の街として栄えた新津にもそんな電話ボックスが存在します。
見てのとおり、電車をモチーフにした電話ボックスです。もちろんパンタグラフは飾りで電力を取り込む機能はありません。
この写真は2004/9/26に撮影したものです。よく見ると幽霊...ではなく私が写りこんでいますw
鉄道といってもそれを表す記号は様々ですが、やはり一番強力なものとして湘南色とパンタグラフが選ばれたのでしょうか。何故湘南色なのかとも一瞬思いましたが、考えてみるとやっぱり多くの人に一番身近な塗装でした。
ここに特急色を塗られてすぐに電車とわかるかと言われるとちょっと怪しいです。
ただ、近年湘南色そのものの数が減少してきています。地元の新潟の115系は全て塗装が変更され、また165系は姿を消してしまいました。関東、東海でがんばっている湘南色の車両達もいずれその地位を追われてしまいます。湘南色=電車の等式がいつまで成立するのか少し不安を感じます。
ところで、この写真をみて何かおかしなことに気付きませんでしたか?気付かない?では問題の部分を拡大してみましょう。
もう一度書きますが、この写真を撮影したのは2004年の9月26日です。国鉄がJRになってから20年近くが経過しようとしているのですが...。そりゃボックスを設置した当時は国鉄だったとは思いますが。
NTTにはなにかこだわり(あるいは規則?)があるのでしょうか。
トップへ戻る2005/3/17記