◆ 2003年5月21日 AVE MARIAリリース
 (Time To Say Goodbye収録は、2003年3〜4月?)

 CDのTime To Say Goodbyeは、「AVE MARIA」の中で一番最後に収録されたものだそうです。これこそ、美奈子クラシックのスタートラインで、仕上がりは、十分良いのですが、この後、美奈子さんは、コンサートを重ねる毎に、歌そのものの仕上がりが良くなるとともに、「迫力」を増していきます。

◆ 2004年7月23日 Jroom in HAKUJU
  渋谷の白寿ホールで行われたリサイタルです。丁度このころ、レ・ミゼラブル in コンサートで、復活した本田エポニーヌの歌を聴くことができたのですが、ミュージカル歌唱でも美奈子クラシック歌唱でも、急激な進歩を見せられて、驚いたころです。「Time to Say Goodbye」は、この年に行われた多数のコンサートでは、だいたい、曲目に入っていましたが、聴く度に、その迫力に圧倒されたものです。
  実は、この時の映像、一時、コロムビアのHPにアップロードされていました。2004年に歌われた「Time to Say Goodbye」がどんなものか、是非、多くの人に聴いてもらいたいのですが、未だにDVD化されていません。



  美奈子さんの「Time To Say Goodbye」は、歌い出しから、最後の高音部の盛り上げまで、多段ロケットみたいに、何度も、推進力を増大させていきます。
  文章では、なかなか伝わりにくいのですが、2005年1月30日放送(収録は2004.11.18)の「題名のない音楽会21」での「誰も寝てはならぬ」の迫力に感動した人も多いと思います。「Time To Say Goodbye」も同じかそれ以上の迫力で、観客に迫ってきます。「Time To Say Goodbye」の方が時間が長いため、徐々に盛り上がってくる感じはむしろ強いです。