「十二夜」は「ハムレット」や「マクベス」の作者であるシェイクスピアの喜劇で、通常、ミュージカルでない普通の劇として上演されます。
東宝のミュージカル「十二夜」は、世界最初のミュージカルバージョンです。ストーリーや登場人物は大体原作通りですが、ミュージカルでは、「ネコ」という原作にない役が登場します。「ネコ」は、初演時、本田美奈子.さんが演じました。ほとんど、本田美奈子.さんのための役みたいなものでした。
このミュージカルの基本は、歌、踊り、そしてダジャレです。
単純に楽しめる国産のオリジナルミュージカルです。
初演は2003年10月、11月で、2006年8月、9月に名古屋の中日劇場、大阪の岸和田浪切ホールで再演されました。
2005年秋頃、再演の話を聞き、1年後なら、美奈子さん、公演に間に合うのではと夢ふくらませましたが、かないませんでした。
再演時は、物語の構成が多少変更されています。歌も、憧れの扉、懐かしい光という2曲が増えています。いずれも、大地真央さん(オリヴィア)のソロです。
初演時の歌の作詞は、斉藤由貴さんですが、再演時の追加2曲は、寺崎秀臣さんの作詞です。