JUNCITIONとその翌年の1995年に発売されたアルバム「晴れときどきくもり」では、ほとんど演歌の「風流風鈴初恋譚」とかはじけて歌っている「BBちゃん雲にのる」とか、いろいろな歌い方で歌っています。

 これ以降、Ave Mariaまでは、ミュージカルを除くと、Honeyとアニメの主題歌の他はCDで歌声を聴ける機会がめっきり減りました。しかし、歌唱力の方は、確実に上がっていったようです。

 1999〜2000年に、日テレの夜もヒッパレという番組で、他のアーティストの歌を何曲か歌ったことがあります。浜崎あゆみさんの「Too Late」とか、小柳ゆきさんの「あなたのキスを数えましょう」とか、「歌唱力誇示系」で歌っており、特に、迫力のある歌い方に驚かせれます。

 その後、Ave Maria発売以降は、ポップス系の歌を聴く機会も減りましたが、ミュージカル「クラウディア」で歌った「FRIENDS」や、「白い恋人達」が最も進化した歌い方を聴くチャンスでした。

 FRIENDSでは、突然、1オクターブ上飛び跳ねて、上のパートを歌い出すとか、約30人の出演者中、一人、別パートを歌いながら、ひけをとらない声量とか、いろいろ驚かされるところがあります。「白い恋人達」は、ポップス系とクラシック系が融合したような感じで、迫力がありながら、とても綺麗な歌声を堪能できます。