24時間テレビ29「愛は地球を救う」 絆〜今、私たちにできる事〜                        at日本武道館 2006.8.26



 
日本武道館。

初めて訪れたその場所の周りには、既に沢山の人たちが集まっていました。
観覧に当選した人たち。
募金に訪れた人たち。
物凄い人数がいる中で不思議にたくさんの知り合いの方にお会いしたりしつつ、同行の皆様と落ち合って集合場所へと向かいます。

あたしは「仁がどっちの色を着てるか確認してから着よう」と思い、まだチャリTシャツに袖を通していなかったのでしたが…開場に着いてみると、ほぼ半数以上の方が既にTシャツを身につけてらっしゃいました。

長い長い列を歩き
いよいよ入場、という所に、募金を集めるためのスペースが用意されていました。
なので、持参した貯金箱(翌日Pちゃんが持ってきてくれた赤いポストのやつの、小さい版)をお渡ししました。

 その時いただいた記念のストラップ。

さて、いよいよ入場。
2階席の500番台だった私達はおそらく全体の中で後の方の入場だったと思うのですが、ステージ真正面のとても見易い席を確保する事ができました。

座った席からふと左の方を見ると、入り口の所に書いてある「南西」の文字が、斜めになった壁でうまい具合に隠れて「赤西」に見えるんです(笑)。
嬉しくてそう口にすると「またもう〜」と笑われたんですが、隣のKままさんは当然のように「ああ、見える見える」と仰ってくださいました。


とりあえずトイレに行ったりお友達と挨拶を交わしたりしていると、もう番組ははじまります。


【オープニング】

最初にこう、出演者からのご挨拶だとか観覧の注意事項とか、そういったものがあるんだろうと思ってたんですが…多分、徳光さんと西尾さん以外は無かったような。

なのでオープニングは、テレビで観るのと同じ感じで目の前に繰り広げられました。
中央のスクリーンにテレビと同じ、あの映像が流れていました。
KAT-TUNをはじめて目にしたのも、テレビと同じ、あの登場のタイミングです。

仁は五本指ではないブーツ(笑)を履いて、黒Tシャツと重ね着。美しいです。
左の腕にカラーバンドを沢山嵌めていたのですが、あたしは1セットしか持っていなかったので仁と同じように着けることはできず…とりあえず持ってたセットを全部嵌めてみました。

あと、中丸くんのサラリーマンみたいなパンツがちょっと笑えました。


【募金列で握手】

CM?と思われる間があって(何の「間」なのか…みたいな説明は一切無かったです)、KAT-TUNがステージを降りて会場の後方へと歩き出すと、場内から凄い叫び声が。
あたしの座ってた席からはステージより手前の様子が確認できなかったのですが、どうやらタイミング的に「募金列」に加わったらしい。(←何気に過去の24時間テレビを見てた人)
放送が始まり、募金する方たちと握手を交わすKAT-TUNの姿がスクリーンに映されると、場内からは歓声と言うか「悲鳴」が、あがっていました。

が、直後にCMが入るとすぐにKAT-TUNは募金列から退散。
募金ブースには本当に、映ってる場面しかいなかったですねー。


【Pちゃん登場】

Pちゃんがいても、仁はとても真面目な顔でずっといました。
そのあと仁と中丸くんだけ呼ばれて、どこかに消えていきました。(ダンス甲子園の出演者の所に行っていたらしい)


【24時間マラソン】

アンガールズの紹介Vが流れている時に、KAT-TUNがステージにでてきます。
あたし達の座ってる席の真正面です。

そしてマラソンのスタートと同時に、ダラダラと(笑)曲のスタンバイ。


【Real Face】

「♪思いきりブチ破ろう」のあと亀が一瞬仁を見て、「♪完走、手に入れるんだ」と歌いました。
打ち合わせしてたんだと思うのですが仁は忘れてたらしく、そのあと二人で顔を見合わせて笑っていました。

いつものように、ダンスは控えめな(?)仁。
2番のフェイクの時は体を大きく折り曲げて、歌っていました。

歌い終わったあとは、ハケていきながら6人、笑いあって喋っていました。


【ダーツの旅】

途中CMに入ると、亀が汗を拭っておりました。

みんな、なんかとてもいい表情で流れるVを観ています。
私達も「なんか今日の仁、すごいいい顔しますね〜」って言いながら見てました。

そういえばメインのブース。
テレビで見てても判ると思いますが、あの人数(西尾さん・徳光さん・篠原さん・KAT-TUN・マチャミ・くりぃむしちゅー)が立つと凄く狭いんですよ。
そいで、真っ直ぐ立つと収まりきらないので人によっては正面に対し体を斜めにして、片方だけ前に出した状態で立ってたりしたんですよね。
で、大抵じゅんのは、みんなより1歩下がったところに立っている感じでした。体が大きいからって気を遣ってるんだろうな、と、見ててそう思いました。

あ、そういえばこのへんで、メインステージ横の出入り口の辺りにレポーターの駒井さんを発見。


【白血病の少年と母との絆】

CM中、亀の顔写真が載った注意書きのメッセージが中央のスクリーンに。
「VTRの放送中に歌のスタンバイをしますが、歓声を上げないように静かにお願いします。最後は拍手でお願いします」
といった内容で、亀がマイクを持ち、その注意事項を客席に伝えます。

翔太くんの手紙が放送されている中、KAT-TUNがゆっくりとステージ中央へ。
用意された椅子に掛け、仁と亀は足を組み、聖は後ろを振り返って大きなスクリーンを見ていました。(ワイプに映るためか、途中でスタッフさんに何か言われ、向き直っていました。)

そして立ち上がり、「翼をください」を歌う出演者達。
客席の人たち(おそらく、殆どがKAT-TUNファン)は受けた注意をきちんと守り、歓声も上げず、きちんと拍手で讃えていました。

歌のあと、徳光さんはタオルで顔を拭っていました。


【全身が骨になる少年との絆】

ほんとのお兄ちゃんみたいな聖。
「チンチン見せて」の時はKAT-TUN全員、笑っていました。

捷治くんがビート板無しで泳げるようになった時、仁は他の誰よりも長く拍手で讃えていました。



正直、こんなにずっとKAT-TUNや出演者がステージにい続けるとは思ってませんでした。VTRが流れてる間は引っ込んでしまうもんだと思ってました。
なので本当に私達と同じように、私達以上に、VTRを真剣に観て何かを感じているのであろう出演者達に、本当にびっくりしました。


【2本指のピアニストと母との絆】

Vの途中CMになって座ろうとした時、端から座っていったら仁の座る椅子がなくなってしまいました。
仁は笑いながら「ちょこん」とちっちゃくしゃがんでいて、すごく可愛い姿になってました。(そのあと椅子がきました。)


平原さんとヒアさんとの演奏は、感動でした。
終盤に二人で歌うところなんかはもう、ヒアさんの笑顔が胸に詰まってボロボロでした。
翌日「赤西が泣いた」との報道がありましたが、そんなわけでステージに集中していた私は仁の涙は見ていないのです。



CM中、泣き声の徳光さんが、「ヒアちゃんの演奏を聞くKAT-TUNの表情を見ていると胸が熱くなります」といった事をおっしゃってくださいました。
そして「もう一度拍手を」と促され、惜しみない拍手をさせていただきました。

ヒアさんがステージをあとにする際、ずっとヒアさんの乗った車椅子を押していた平原さんの姿がとても印象的でした。


【松井選手と少年との絆】

松井選手のVTR紹介の際、「新たなドラマが生まれたんです」の「ドラマ」の部分で噛んでしまった亀。
画面が切り替わるとがっくりと項垂れ、さらにそのまま首を「ふりふり」として可愛く落ち込んでおりました(笑)。


【SIGNAL】

このあと、武道館からの今日の放映は終了。
亀梨和也主演のドラマ「ユウキ」の放送がはじまり、私達の観覧も終わりとなりました。

が、ここで徳光さんより「KAT-TUNから歌のプレゼントです」と嬉しいお知らせ。
しばらくステージの真ん中に集まって、歌う曲を相談してるのかな?と思ったんですが…

そして、始まった曲は「SIGNAL」。
「初めて生で聴く『SIGNAL』だ〜!!」と大喜びしたのですが…仁の様子が、ヘン

ヘンというか…単純に、踊れてない。
というかもう、踊れてない、というレベルですらない。


多分、この曲のリハはやってなかったと思うんですよね。
それにしても、これまで歌番組で何度となく歌い踊ってきた曲なわけだし。
何より、他の5人はちゃんと踊れてるんですよ。

なのに、なぜ…_| ̄|○


踊れてないだけでなく歌詞もあやふやで、歌えなかった部分もあり。
もう仁も、顔がすっかり「トホホ」になっちゃってました。
そしてしまいめには立ち止まり、トホホ顔のまま手拍子なんかしちゃってました。

で、後半の聖と中丸くんが前に出るRAP&ビートボックスの場面になると、仁が残る3人に囲まれてタジタジしちゃってるんです…。

黄色い3人(亀、じゅんの、上田くん)に取り囲まれて笑われてる、黄緑の仁。

なんか仁ファンとして「申し訳ない」って気持ちはありつつも、物凄く微笑ましくて楽しい場面でした。

あんなにグダグダで面白い「SIGNAL」を観る事は、この先2度と無いだろうと思われます。(いや、2度と見たくない、とも言う…)

あと、歌の前だったかな?
亀が「ちょっと、ちょっと」って、例のギャグを言ってました。


【その他】

凄いなあ、と思ったのは徳光さん。

KAT-TUNはそのグループ名の通りではなくバラバラに立っていたのに、このあと一人ひとりの名前を呼び、話しかけていました。
デビューして間もないグループなのに、ちゃんと一人ひとりを認識してらっしゃるんだなぁ…と、びっくりしたし、嬉しかったです。

客席に対しても「今日はあまりKAT-TUNに話して貰う事はできませんでしたが、明日来られる方にはもっと彼らのアドリブなんかも見ていただけると思いますので…」と気配りを忘れず、凄いひとだなぁ…と改めて思いました。


【帰り道】

いや、収録とは関係ないんですが、あまりに衝撃だったもので。

武道館でのイベント帰りは、皆ここを通っているのでしょうか?
「出口はこちらです」と誘導されたところは入り口とは異なる場所で…歩いていくとだんだん道が険しくなっていくんです。
もう何ていうか、「けものみち」とでも言うか…ほんとになんか古いお城(純日本風の)の石階段、みたいな所、しかも草ボーボー(笑)みたいな…
光投機(?)で一応照らされてはいるものの足元がひたすら暗い中、みんなおっかなびっくりな帰り道でございました。

 イベント帰りに通る道とは思えない…。


いやー、なんか凄い体験でしたよ?(笑)



ちなみにこのあとはホテルに帰り、仁ファン3人が集まって仁話。
何だかんだで3時間くらい喋ってましたかね。
テレビが亀のドラマで、仁がいないのが淋しかったので、持っていた仁の写真をベッドに並べてました。(←バカ)

話の内容は勿論「門外不出」なのですが、でもこの時交わした深い仁話は、私にとってはとても有意義な内容となりました。

全然関係ないんですけど。

半蔵門の駅の周りのコンビニには、どーしてお酒が置いてないんでしょう?3件まわって3件とも無かったです。(酒の肴めいたものは置いてあるのに)(生殺しか?)
おかげで、ホテルの自販機の割高なビールを飲む羽目になりましたとさ。




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